WiMAX2+のホームルーター「novas Home+CA」の評判・口コミ・レビューをまとめた記事です。
ファームウェアアップデート後の2017年に入ってからの情報を掲載しています。
購入を検討されている方は是非参考にしていただければと思います。
僕はnovas Home+CAの利用経験があります。
初期設定はもちろん、自社のオフィスビルでのアンテナの入り具合、速度測定などもしていますのでその辺りも体験談として記事に含めています。
なお、同じWiMAXホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L01s」と迷われている方もぜひこの記事を読んでいただきたいです。
他のブログでは、ルーターの仕様のことを取り上げる程度できちんと違いを説明していないと思います。
「novas Home+CA」と「Speed Wi-Fi HOME L01s」はかなり違います。
しっかり選択する必要がありますのでぜひお読みください。
WiMAXのホームルーターは、「ブロードワイマックス」なら無料です。
ぜひチェックしてみてくださいね。
目次
novas Home+CA 利用者の評判・口コミ・レビューまとめ
ナオト
実態を知るために良い点、悪い点もできるだけ集めました。
下にカテゴリ分けして整理しました。
novas Home+CAは、販売当初は評判が悪いホームルーターでした。
通信が安定しないとか、ネットは繋がっているけど通信開始のタイミングが遅いといった状態でした。
しかし、2016年12月にファームウェアのアップデートがありました。
これら不具合は解消しています。
これから購入するぶんには問題はありません。
ネットで評判を調べる場合、2017年以降に書かれたものであるかを確認してください。
今からご紹介する情報は、アップデート後の情報です。
通信の安定性・速度
ナオト
ホームルーターだけあって宅内でのWi-Fi電波はよく飛んでいる声が多いです。
速度は、人によってバラつきがありますね。
しかし、概ね良好なことが分かりました。
- 自宅アパートで下り78.18Mbps、上り7.40Mbps、Ping34ms。
- 戸建て2階で下り20.10Mbps、上り6.480Mbps。
- 3回測定して下り平均4Mbps。速度だけみたらこれまで使っていたモバイルルーターW01と変わらないけど、体感速度はPing応答速度が速いからか早く感じる。
- 2本の外付けアンテナが電波を強化しているようで感度良好、宅内のWi-Fi電波も安定している
- ルーターを一番奥の部屋に設置し、ドアを閉めた状態でも3つのドアを経由してWi-Fi電波がきている。距離にして15Mぐらいだが、かなり強力にWi-Fi電波が飛んでいる。
- 基地局からの電波受信強度は、モバイル型と特に変わりないかそれ以下だと思う。
- いまどき普通かもしれないが2.4GHz・5GHzの両対応しているので色々な電波が飛び交う宅内でも安定して通信できている。
操作性・機能・仕様
ナオト
また物理キーの配置を高く評価する声もあります。
なおPCを立ち上げて管理画面から手動で設定することもできます。
ちなみに管理画面もシンプルで分かりやすいですよ。
- 説明書を読まなくても使える。
- 簡単。付属のアンテナ付けてコンセント入れただけです。
- 全面にあるLEDで電波状況を確認できて便利。
- 旧モデルは背面にボタンがあったが、novas Home+CAは側面に物理ボタンが集約されていて使いやすい。
- アップデートは本体側面のボタン一つで可能。PCで管理画面に入る手間がないのは良い。
- WPAボタンも付いており無線でも簡単。
デザイン
ナオト
特に外付けアンテナをダサいと感じるかどうかでしょうか。
しかし外付けアンテナは、電波の感度を良くするためのものなので理にかなったデザインとも言えます。
- 窓際に設置したいので、物理ボタンが側面についているから扱いやすかった
- 旧モデル「Road Home 2+」と比べてオシャレになった。
- 外見がダサいと感じる。
- 隙間に収まりやすい形でコンパクト。出窓に置くのにちょうどいいサイズ。
- 邪魔にならないデザイン、フレッツ光のルーターよりはオシャレ。
その他
- 有線LANケーブルのポートもある。無線を使う必要がないならLANで繋いだ方が速度が出やすい。
- ファームウェアアップデート後は、wiiuでゲームも快適にできている
- 12月のアップデートでP2Pに対応してオンライン対戦ゲームができるようになった。wiiuのスプラトゥーンでしか試していないが快適にできている。
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novas Home+CAの特徴
回線工事不要
novas Home+CAに限ったことではありませんが、WiMAX2+は無線によるインターネットですので回線工事は必要ありません。
novas Home+CAも同様です。
ルーターをコンセントに挿せば基本的にネットに繋がります。
忙しい方、一人暮らしの方は、工事の立会いが不要なので助かりますね。
通信方式は「WiMAX2+」
前機種のURoad Home2+は、WiMAXとWiMAX2+の両方に対応していましたが、新機種novas Home+CAは「WiMAX2+」のみ対応です。
これについては使える電波が減ったと捉える必要はありません。
WiMAXは昔の電波で終息に向かっています。
WiMAX2+は速度が速い最新電波です。
キャリアアグリゲーション対応 下り最大通信速度220Mbps
前機種のURoad Home2+は、下り最大通信速度110Mbpsでしたから2倍に高速化されました。
順当な進化しています。
novas Home+CAの実際の速度については、記事の後半で取り上げていますので引き続きお読みください。
外部アンテナ装備でアンテナ良好
novas Home+CAは、むき出しの外部アンテナを装備しています。
最近のルーターは、アンテナを内部に収めることでデザインの良さを確保しています。
しかし、アンテナの感度がイマイチだったりします。
novas Home+CAは、アンテナがむき出しになっているから感度が良いだけでなく、アンテナの向きを調整することで1階・2階といった特定の方角にWi-Fi電波を飛ばしやすくなっている点が特徴です。
可動式の外部アンテナを装備しているということですね。
2.4GHz/5GHzを同時利用可能
標準的な仕様ですが触れておきます。
自宅の中は電子レンジ、コードレス電話などで2.4GHzの周波数帯の電波が結構よく飛び交っています。
そうするとWiMAXの電波と干渉してしまい通信が安定しない時があります。
そこで5GHzです。
この5GHzに対応しているかは大事です。
Wi-Fiでは同時接続で16台まで可能です。
家族が多かったり利用するデバイスが複数あっても大丈夫ですね。
有線LAN対応
ホームルーターの魅力ですね。
パソコンを有線LANで繋ぎたい場合もあるかと思います。
novas Home+CAには有線LANポートが装備されています。
また、有線LANの方が、Wi-Fiよりも通信の安定性や速度面で有利です。
電波状態が分かりやすいLEDランプ
本体正面にLEDインジケーターが表示されています。
WiMAXは電波が大事ですから、電波受信状況や接続状況が一目で把握できるのは便利ですね。
ナオト
地味ですけど、僕はこういう点はとても評価できますね。
ユーザーフレンドリーなデザインだと思います。
novas Home+CAの実際の速度は?
実際の通信速度はとても気になりますね。正直WiMAXは、受信環境次第なところはありますがまずまずの速度が出てます。
場所別にnovas Home+CAの速度を比較
場所 | 速度 |
木造アパート内 | 下り78.18Mbps、上り7.40Mbps、Ping34m |
鉄筋コンクリートの建物内 | 下り7Mbps |
僕が仕事で測定した際は10Mbps程度出ていました。
しかし鉄筋コンクリートのオフィスビルで高層階で測定していましたので、一般家庭での高さ(高さ8Mぐらい)で測定するとさらに速度は出ていたかもしれないです。
WiMAXの電波があまり高すぎるところは苦手ですからね。
novas Home+CAのファームウェアアップデート前は4Mbpsの低速でかつ通信が不安定といったレビューも見られましたが、アップデート後はそれなりの速度が安定して出ているようです。
速度は、持ち運びできるタイプと据え置き型のホームルーターで差が出るものではありません。
もちろん、ルーター機種によって最大通信速度の仕様が違いますので、いま前機種のURoad Home2+を使用されていてそこそこ速度が出ているのであれば、novas Home+CAに変更することでかなり速度向上が見込めますね。
またホームルーターをお探しで、速度をとても重視されている方は、Speed Wi-Fi HOME L01sをおすすめします。
速度についてはとても高い評価、品切れになるほど売れています。
「Speed Wi-Fi HOME L01s」は、ブロードワイマックスで取り扱いをしていて、無料提供されています。
「Speed Wi-Fi HOME L01s」 と「novas Home+CA」の比較
「Speed Wi-Fi HOME L01s」にしようか、「novas Home+CA」にしようかで迷われている方も多いと思います。
※「URoad-Home2+」は性能が低く、「novas Home+CA」の登場により積極的に選択す理由はなくなりました。
大きな違いは、「最大通信速度」、「対応ネットワーク」、「外付けアンテナの有無」の3つになります。
少し解説していきます。
最大通信速度
Speed Wi-Fi HOME L01sは440Mbps対応。
一方、novas Home+CAは220Mbps対応です。
速度を求めるならSpeed Wi-Fi HOME L01sの方が期待できます。
対応ネットワーク
どちらのホームルーターも月間通信容量の上限のないWiMAX2+のネットワークを利用可能です。
Speed Wi-Fi HOME L01sについては、これに加え「au 4G LTE」のネットワークも利用可能です。
「au 4G LTE」は、「ハイスピードプラスエリアモード」を利用すると月額1,005円で利用できる有料オプションのネットワークです。
優先的に繋ぐのは「WiMAX2+」なのですが、「au 4G LTE」にも対応していた方が、自宅で電波が安定しない時など自動的に「au 4G LTE」で繋いでくれるのは便利ですね。
外付けアンテナの有無
ナオト
外付けアンテナには意味があります。
外観を見ていただくとわかるように、novas Home+CAは外付けアンテナが付いています。
これがあることで電波を宅内によく飛ばしてくれます。
アンテナの向きや角度を変更することで、宅内に電波を効果的に飛ばすことも可能です。
電波の弱いエリアをめがけて電波を飛ばすといったことができるようになりますのでこの点はメリット大ですね。
Speed Wi-Fi HOME L01sはアンテナが内蔵されていますのでそのようなことができません。
アンテナがないことでルーターの見た目はオシャレで良いですね。
大きく3つの違いを挙げました。
もっと詳しく知りたい方は、最新ホームルーター2機種を徹底的に比較した下の記事も参考にしてもらえればと思います。
- 戸建てにお住いの方
- ワンフロアで部屋が複数あるマンション住まいの方
- シンセイコーポレーション製「URoad-Home2+」の利用経験者(同一メーカーなので安心して使えます)
戸建としたのは、階をまたがってインターネットをすることが多いからです。
novas Home+CAが、外部アンテナを装備していることもあり宅内のWi-Fi電波はよく飛びます。
また、マンション等で同じ階だけど部屋をまたぐ場合にも有効です。
novas Home+CAを無料で入手する方法
一番のおすすめは、「ブロードワイマックス」です。
ここはホームルーターが「無料」です。
これを使わない手はありません。
そして月額料金がWiMAX最安のため安く使えるためおすすめです。
UQ WiMAX本家で購入するのは、一番損な買い方ですから注意が必要です。
ホームルーターは、WiMAX2+の契約時にセットで契約する形が一般的です。
最新ホームルーターを揃えているかどうかは販売会社によります。
最新ホームルーターを揃えている会社は意外と少ないのです。
その点ブロードワイマックスは、常に最新ルーターを用意していますし、在庫も多いようです。
月間通信容量上限がなく、提供エリアが広い。
高速通信が可能で料金は業界最安値の月額利用料。
一通り満足できるレベルにあるサービスです。
また条件はありますが、一定期間お試しができるのの特長です。
電波状態が不安な方もぜひ試してみてください。
モバイルルーターにしようか、ホームルーターにしようか決断できない場合
持ち運びもできるモバイルルーターがよいか、自宅でだけ使うホームルータにしようか悩む人は多いです。
メインは自宅だけど、外でも使うかもしれないという場合は特に迷いますよね。
自宅だけで利用する場合はホームルーターをおすすめします。
ホームルーターの方が電波が強く、部屋をまたいで使う場合、階が違う場合でも電波が届きやすいからです。
一般的にホームルーターは約50メートルほど電波が届きます。
据え置き型のホームルーターは「専用機」のため宅内で使い勝手が良いです。
一方モバイルルーターは、携帯して通信をする前提のため、Wi-Fi電波が届く距離は10メートル程度です。
もし中々決められない場合は、モバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX03」をおすすめします。
Speed Wi-Fi NEXT WX03は持ち運びできるモバイルルータとしても使えますし、自宅ではアンテナ感度を強化できるクレードル(別売)に挿して使うこともできます。
いいとこ取りですね。
上の画像でいうと、クレードルの左右についた透明な羽が拡張アンテナです。
拡張アンテナがあることで電波を受信しやすくなります。
またWi-Fi電波を室内に飛ばしやすくします。
WX03は名機と呼ばれるほど評判が高いので迷うようならWX03がおすすめです。
おまけコンテンツ:WiMAXルーターのポジションマップ作ったよ!
WiMAXのルーターが色々あって分からない!という方のために、一目でわかるポジションマップ的なものを作ってみました。
もし文字サイズが小さい場合は拡大してご覧ください。
縦軸は「場所」、横軸は「速度」にしました。
novas Home+CAは、外付けアンテナが付いているので宅内のあちこちにWi-Fiを飛ばすにはいい選択です。
しかし、一人暮らしでワンルームとか、部屋数が少なかったりするなら、Speed Wi-Fi Home L01sでも十分かと思います。
また持ち運びもしたいというニーズがあるならW04、WX03あたりが候補になってきます。
各ルーターのレビュー記事も公開していますので参考にしてもらえればと思います。
Speed Wi-Fi NEXT WX05の評判・口コミ・レビューSpeed Wi-Fi NEXT W04の評判・口コミ・レビューSpeed Wi-Fi NEXT WX03の評判・口コミ・レビューSpeed Wi-Fi HOME L01sの評判・口コミ・レビュー
光回線ではなく、WiMAXホームルーターを選択するメリット・デメリット
ごく一般的な使う方をする場合は、WiMAXホームルーターを検討されている時点でとても賢いと思います。
WiMAXのホームルーターを検討されている方は、光回線も検討候補に入れている方もいるかと思います。
大きな違いは「料金」と「上り速度」です。
料金が安いメリット
料金面ではWiMAXにメリットがあります。
光回線の場合は月額で6,000程度が標準的ですから、4,000円台のWiMAXと比べてかなり高いです。
加えて光回線工事で2~4万円程度かかります。
対してWiMAXは工事不要ですから工事費はかかりません。
また契約キャンペーンで見た場合、WiMAXはキャンペーンが盛んです。
賢い人は契約時のキャンペーンで数万円程度のキャッシュバックがある会社を選んでいます。
下の記事を見ていただくと、どこで契約したら一番トクか一目でわかります。
上り速度はデメリット
上り(アップロード)速度は、ネット上に写真や動画をアップしたりする際の速度です。
例えば高画質な動画・写真をネットにアップする機会が多かったり、自宅サーバーを運営していたりすると上り速度は大事です。
遅いととてもイライラしてしまうと思います。
そういう方は速度を気にされているので料金は高いですが、光回線を選びます。
ごく一般的な使う方をする場合は、「上り速度」はそれほど気にしなくてもいいかとは思います。
まとめ
WiMAX2+のホームルーター「novas Home+CA」の評判・口コミ・レビューをまとめました。
3日あたりの通信容量が10GBに増量されて以降、WiMAXを自宅の固定回線代わりに導入しようと考えている方が増えています。
自宅でのみ利用する前提でしたら、ホームルーターはとてもおすすめですのでぜひあなたの用途に合うホームルーターを選択してみてください。