※Speed Wi-Fi NEXT WX03の後継ルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX04」が遂に登場しました!以下の記事でくわしくご紹介します。
Speed Wi-Fi NEXT WX03は、WiMAXのルーターシリーズの中でも名機と呼ばれるほど高い評価を得ているモバイルルーターです。
まず通信速度が速いこと。
加えて、電波が悪い環境であってもクレードル搭載拡張アンテナを使えば、電波をしっかり受信する点で高く評価されています。
WX03は「日本製」ってご存知でしたか?最近は中国製ルーターばかり。
日本製は本当に珍しくなっちゃいましたね。
僕はWiMAXを支える代表ルーターとして、WX03がいまだ高く評価され続けていることを嬉しく思います。
まだまだ現役、当分使えるルーターだと思いますね。
WiMAXのルーターが色々種類がありすぎてわからない方は、WiMAXルーターのポジションマップからご覧いただくと分かりやすいかもしれないです。
さて、このページはSpeed Wi-Fi NEXT WX03の評判・口コミ・レビューをまとめた記事です。
新規契約、機種変更の参考にしてもらえればと思います。
ナオト
目次
Speed Wi-Fi NEXT WX03の評判・口コミ・レビュー
2016年10月に発売されたSpeed Wi-Fi NEXT WX03ですが、各方面から評判・口コミ・レビューが出てきています。
実態を知るために良い点、悪い点もできるだけ集めました。
下にカテゴリ分けして整理しました。
参考にしてもらえればと思います。
通信の安定性・速度
ナオト
また安定性にも問題ありませんね。
光回線並みに速いと感じている人もいるよう。
マンションだと共同で使うケースも多く光でも遅いですからね。
- クレードルがなくてもアンテナが立って入れば、安定してネットに繋がる。
- クレードルありで下り132.61Mbps、上り7.15Mbps。光より速い気がする。
- クレードルありで下り76.72Mbps、上り22.43Bps、PING49ms。
- 下り37.09〜47.48Mbpsぐらいで相当速い。光回線並みに速いから満足。余裕で固定回線代わりになる。
- 2.4GHzから5GHzにモードを変更すると、速度が2倍ぐらいになる場合もある。
- クレードルなしで下り27.98Mbps、クレードルありで下り71.00Mbps。何度も試したけどクレードルがあると2倍以上速くなった。
- クレードルありで夜間平均24.53Mbps。光回線(auひかり)は12.63Mbpsでなぜか光よりも速い。
- 休日の昼間60Mbps。オンラインゲームもできて満足。
- 回線が混み合う夜8時に測定したところ、クレードルなしで下り8.68Mbps、上り1.34Mbps。クレードルありで下り9.81Mbps、上り1.25Mbps。
- HWD15という旧モデルを使っていたが、体感速度はWX03の方が新しいだけあった速い。
- 440Mbpsの対応エリアも、2017年に30,000曲を突破して全国区になってきているので、結構どこでも速い。
- W01とWX03を比較したところ、W01は下り32.37Mbps、WX03は下り40.02Mbps。体感差はあまり感じなかった。
操作性・機能・仕様
ナオト
スマホアプリでルーターを遠隔操作できる点もいいですね。
- 電波の種類、アンテナ本数、今日の通信量がパッとみて分かりやすいのがいい。
- 60分通信をしない場合に、電源切り忘れ防止機能が働いて節電してくれるのでありがたい。
- スマートフォンで「NEC WiMAX 2+ Tool」というアプリをダウンロードすると、スマホから操作できるようになって便利。ルーターをカバンの中に入れたまま、リモート起動、モード切り替え、休止ができるから便利。Android、iOS対応。
- 旧ルーターのW02はタッチパネルがなかったので、WX03でタッチパネルが搭載されてすごく分かりやすくなった。
- バッテリー残量をスマホアプリで通知してくれる機能が便利。
- W02は横に長いけど、WX03は横に短いから小さい。
- 電波インジケータという機能があって、室内でどのあたりが電波が強く入るか見つけやすい。
電波インジケーターについての参考動画
クレードル
ナオト
しかし変化を感じられないという声も一部ありました。
- クレードルは自宅で使うためでもあるけど、外出先でカフェとかでクレードルに挿して使っているので超安定する。
- クレードルなしだと電波が立たない圏外だったけど、クレードルに挿すと電波が1本立った。
- クレードル買ったのに、ほとんど変化を感じられなかった。意味なかった。
バッテリー
ナオト
- 旧機種W03と比べてバッテリー容量が減った。でも連続通信していなければ10時間は余裕で持つのであまり困ることはない。
- WX03はバッテリーが取り外し可能なので、ヘビーユーザーは予備のバッテリーを持ち歩くというのも手。またバッテリーがヘタったら取り替え可能だからいい。
- 最新機種のSpeed Wi-Fi NEXT W04よりも、バッテリー持ちが2時間長いので評価できる。長時間使いたい人はWX03の方がよい。
- ノーマルモードで10時間持つから十分。
デザイン・他
ナオト
標準的と評価している声が多いですね。
- ルーターらしい普通のデザイン。携帯性はあり持ちやすい。
- 可もなく不可もなく。W03と比べて小さくなってカバンにも入れやすくなった。
- 多少厚みはある。だけどカバンに入れているから気にはならない。
- 同じNEC製のAterm MR04LNよりもコンパクトなので、ポケットやケースに収めやすい。
- ルーターの重さ、サイズは標準的。
Speed Wi-Fi NEXT WX03の特徴
最大通信速度440Mbps
キャリアアグリゲーション技術により最大通信速度440Mbpsという高速通信が可能です。
前機種W03は、220Mbpsでしたから大幅な速度アップがされています。
ナオト
大画面タッチパネルだから見やすい、操作しやすい
データ通信量や電池残量などの必要情報を表示。
またメニューや設定などもパネル表示し、スマホ感覚のタッチ&スクロールで簡単に操作できます。
スマホを操作するように指をスルスルとスクロールして操作できるので操作性がいいですね。
通信量カウンター搭載で分かりやすい
月間通信量だけでなく、日々の通信量も見れるようになっています。
だからもし使いすぎているなという時に調整の目安がしやすいですね。
拡張アンテナが搭載されたクレードルを使えば、電波の入りが悪い環境でも受信感度が改善する
拡張アンテナ搭載クレードルは、WX03の最大の魅力といってもいいでしょう。
上の写真の透明な羽みたいなのが拡張アンテナです。
電波の入るが悪い環境であっても、拡張アンテナがWiMAX2+の電波をキャッチしてくれて電波の受信感度を高めます。
これにより安定性アップ・速度アップが見込めます。
自宅で使うことが多い人、自宅だと電波安定しづらい人はクレードルあると安心ですね。
大容量バッテリー、WX02より確実に進化
2890mAh大容量電池の採用で長時間通信できます。
電池残量に応じて賢くパワーセーブするエコモードを使えば、さらに連続通信時間がUPします。
ノーマルモードで繋いで約10時間持ちますから、これだけ持てば1日余裕かと思います。
ナオト
2.4GHz/5GHz両対応
2.4GHz/5GHzの両方に対応しています。
最近のモバイルルーターとしてはごく標準的な仕様ですね。
自宅では電子レンジ・コードレス電話など2.4GHzの周波数帯の電波がよく飛んでいます。
WiMAXの電波も同じ周波数帯2.4GHzなので電波が干渉してしまい、通信が安定しない時があります。
そういう時に5GHzが役に立ちます。
5GHzはインターネットの通信でしか使われていない周波数帯ですので他の機器の影響を受けずに快適に通信ができます。
また2.4GHzで繋いでいる時より、5GHzで繋いだ時の方が速度が出る傾向にあります。
5GHzに対応しているかはとても大事です。
安心の日本製
最近のモバイルルーターは、中国のHUAWEI(ファーウェイ)製品がとても多いです。
最新機種のW04もHUAWEI(ファーウェイ)製です。
WX03はNEC製です。
やっぱり日本製の安心感ってどこかありますよね。
とはいえ一応補足をしておきますと、HUAWEIは悪いメーカーではありません。
スマホも作っているしっかりしたメーカーですよ。
勝手に出回っているわけではなくて、日本の3大携帯キャリアもUQコミュニケーションズも、ちゃんとしているからHUAWEI(ファーウェイ)を長年採用しているというわけですね。
ナオト
唯一のデメリット、それはau 4G LTEに非対応
WX03は、月額1,005円を別途支払うことで利用できる「au 4G LTE」には対応していません。
au 4G LTEは、地下街、地方エリアでWiMAX2+の電波が受信しづらい時に効果を発揮する電波です。
簡単に言ってしまうと、携帯電話のauの電波ですね。
地方に行った時とか、WiMAX2+の電波が入らず圏外!
でもどうしてもネットに接続する必要がある時に、au 4G LTEが使えるといざという時役に立ちます。
これが使えたら無敵なんですけどね。
au 4G LTEが使えるルーターが希望している人は、Speed Wi-Fi NEXT W04をおすすめします。
※au 4G LTEは、月間通信容量の上限が7GBに設定されており、これを超過すると128kbpsまで速度が低速化します。あわせてWiMAX2+も速度制限の対象になりますのであまり大量に通信するには向かない電波ではあります。
WX03は、旧式電波を受信できないけど大丈夫?
WX03で受信できる電波は最新式の「WiMAX2+」という電波です。
すでに日本全国展開されていて今のスタンダードな電波だと思っていただいてOKです。
その代わり、旧式「WiMAX」の電波は使えません。
しかしこのWiMAXの電波は、既に終了間際ですので使えないデメリットは、まったくもってありません。
WiMAXが使えないのでは?
と不安に思われている方もいるかもしれませんがご安心ください。
困る事はありません。
Speed Wi-Fi NEXT WX03の実際の通信速度は、かなり速い!
実際の通信速度については、すごい数が報告としてあがってきています。
ランダムに取り上げた事例を7つほどご紹介します。
僕が探したところ、WX03で通信速度が1桁の事例は1つだけ。
多いのは2桁の速度ですね。
中には、132Mbpsも出ているという3桁の速度のケースもありました。
通信速度はかなり速いですね。
クレードルの有無による通信速度の比較
事例 | クレードルなし | クレードルあり |
1 | – | 下り132.61Mbps、上り7.15Mbps |
2 | 下り55.86Mbps、上り22.88Mbps | 下り59.19Mbps、上り22.16Mbps |
3 | – | 下り76.72Mbps、上り22.43Bps |
4 | 下り37.09~47.48Mbps | – |
5 | 下り27.98Mbps | 下り71.00Mbps |
6 | – | 下り24.53Mbps |
7 | 下り8.68Mbps、上り1.34Mbps | 下り9.81Mbps、上り1.25Mbps |
ナオト
- 都市部でWiMAX2+のエリアで使う方
- 自宅でも外出先でも両方使う方
- 光回線の代わりに手軽に使いたい人
出張・旅行でWiMAX2+のエリア外に行く機会が多い人は、au 4G LTEが使えるSpeed Wi-Fi NEXT W04をおすすめします。
また地方にお住いの方も、WX03でWiMAX2+エリアだけだと不安なのでW04の方が安心して使えると思います。
クレードルは必要か?
自宅で使うことがあるなら、クレードルはできれば用意したほうがいいと思います。
クレードルには「拡張アンテナ」が搭載されていますので、WiMAX2+の電波をしっかり受信して高速安定した通信が可能になるからです。
またWiMAXルーターをいつもどこに置いたか忘れてしまいがちな人も、クレードルがあると置き場所(充電場所)が決まるので困ることもなくなりますね。
これが地味ですけど効果大というか、メリットに感じている人多いと思います。
さらに、有線LANで繋ぎたい方は、クレードルにLANケーブルを挿せるポートがあるので有線LANでWiMAXが使えるようになります。
Speed Wi-Fi NEXT WX03を無料で入手する方法
ブロードワイマックスは、Speed Wi-Fi NEXT WX03が「無料」です。
ぜひ無料で入手しましょう。
損するパターンは、UQ WiMAX本家で購入することです。
なぜなら普通にお金かかるからです。
上でご紹介しているブロードワイマックスですが、契約時の特典で「Web申込限定で初期費用が0円になる」キャンペーンが実施されています。
月額料金がWiMAX業界で最安値なのでトータルのコストも安いですし、コスト面で高く評価されています。
既にWiMAXユーザーの方で機種変更を考えている方も、解約・新規の方が結果的に金銭面でトクしますから入り直した方がよいですね。
新型W04にすべきか、実績のWX03にすべきか?
迷いますよね〜、次のルーターどうしようか考えている僕も迷っています(笑)
Speed Wi-Fi NEXT W04にするべきか、Speed Wi-Fi NEXT WX03にすべきかで迷う人多いみたいです。
でも大丈夫です、こんな風に選ぶといいですよ!
Speed Wi-Fi NEXT W04に向いている人
ナオト
迷ったらこれでOKです。
- 都市部に加え、地方、地下鉄、山岳部など電波の入りづらい場所で利用する人(au 4G LTE使えるから)
- auユーザー(auスマートバリューmineで、au 4G LTEが無料だから)
- 自宅でも外出先でも両方使う人
- 光回線の代わりに手軽に使いたい人
- 速度の速さにこだわりがある人
Speed Wi-Fi NEXT WX03に向いている人
ナオト
あとは拡張アンテナ搭載クレードルが武器なので、自宅で使う頻度が高い人はWX03の方がWiMAXの電波を確実にキャッチして通信が安定するから絶対いいです。
- 都市部でWiMAX2+のエリアで使う人
- 自宅でも外出先でも両方使う人、だけど自宅で使う頻度が特に高い人
- 光回線の代わりに手軽に使いたい人
W04とWX03の詳細比較表
W04とWX03の違いについては、以下のW04のレビュー記事でも取り上げているのでよろしければご覧下さい。
おまけコンテンツ
WiMAXルーターのポジションマップ作ったよ!
WiMAXのルーターって色々あって分かりづらい!
という人のために、僕の方で一目でわかるポジションマップ的なものを作ってみました。これ作るの何気に苦労しました(笑)
スペック表を見ても、細かすぎて何を比較したらいいか分からなかったりしますよね。
縦軸は「場所」、横軸は「速度」にしました。
Speed Wi-Fi HOME L02は右下に配置してあります。自宅でのみ使うならホームルーターとして速度も最速ですね。
もし外出先でも使うことがあるなら、自宅と外出先での利用に両対応した「Speed Wi-Fi NEXT WX06」がおすすめです。万能タイプのルーターです。
でもWi-Fi電波の強さはやっぱりホームルーターの方が強いので、利用する割合がどっちが高いかで決めるといいと思います。
各ルーターのレビュー記事も公開していますので参考にしてもらえればと思います。
持ち運び可能なルーター(外出先メインで使用、速度にこだわるならW06)
【比較レビュー】WiMAX W06は買い?W05からどれだけ進化した?
自宅使用のために特化したホームルーター(家だけで使うならこれです)
【比較レビュー】Speed Wi-Fi HOME L02は買い?L01sからどれだけ進化した?
ルーターの選び方 カンタン動画
各ルーターの選び方をもっと詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしましょう!
まとめ
Speed Wi-Fi NEXT WX03の評判・口コミ・レビューについてお届けしました。
Speed Wi-Fi NEXT WX03は、選んで失敗のない確実なルーターです。
外出先でも自宅でもガンガンWiMAX活用していこうという人に適しています。