本記事では、「どんなときもWiFi」の通信制限条件のゆるさ、他社の通信制限条件を比較結果をお伝えします。
また、僕が1日10時間以上、動画を視聴した時に速度制限を受けたのかどうかについてもご紹介します。
月間データ容量無制限、かつ通信制限条件もゆるいと評判の「どんなときもWiFi」。
実際に契約して利用するまでは僕も本当なのかと半信半疑でした。
後に、この疑いは本当に通信制限条件のゆるさを体感する事になり、良い意味で裏切られる事になります。
ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
最も通信制限条件がゆるいと評判の「どんなときもWiFi」
最初に結論を伝えますと、「どんなときもWiFi」の通信条件は、他の通信サービスと比較して大幅にゆるいです。
事実上、「無制限」と評価して良いレベルです。
ナオト
とても満足できるレベルですね。だから同じように、たくさんネットする人に適したサービスだと思います。
月間データ容量無制限は、WiMAXなどの他WiFiサービスでも取り扱っています。
しかし、「どんなときもWiFi」は3日間で10GBの通信制限すらもないので、余裕を持ってネットを楽しめます。
通信会社に12年勤務していた経験からしても、このサービス仕様は、正直スゴイと思いますね。
「どんなときもWiFi」の通信制限の条件は、なんと不正利用や回線占有のみ
「どんなときもWiFi」が唯一通信制限をかけるケースは、違法ダウンロードや大容量通信によるネットワークの占有や不正利用と判断された場合のみです。
それ以外の利用方法では通信制限はかかりません。
そのため、一般的な利用方法では通信制限にかかることはないと考えて差し支えありません。
「そんなこと言って、実は動画をたくさん見たら通信制限にかかるんでしょ?」と、疑っている方もいるかと思いますがその心配もありません。
公式サイトでは、長時間のゲームや動画視聴では通信制限がかからないと明記あり
「どんなときもWiFi」の公式Q&Aでは、長時間ゲームをする・動画を見続けるといったご利用では制限がかかることはございませんと明記されています。
僕もテストがてら、YouTubeで高画質(720p)に設定した動画を12時間程再生し続けてみましたが、翌日以降全く通信制限がかかっておらず平常通りに使えたことが確認が取れました。
YouTubeの高画質(720p)は、1時間辺り1GBと言われているので、1日で12GB使用したにも関わらず通信制限はなし。
長時間ゲームや動画で通信制限がかからないことは本当でした。
他の通信事業者では短期間で3~10GB以上利用すると通信制限がかかるのに、どんなときもWiFiは通信制限がないという驚きの結果です。
公式サイトでは、契約者数の増加による通信制限条件もないと明記あり
ネット上では、「これから人気になって契約者数が増えれば通信制限条件も設定されるのでは?」と噂されています。
インターネット回線は幅の決まった道路の様なものですので、契約者数が増える=通行人が増えます。
そのため通信品質を維持するために、通信制限を設けるのではないかと思われているのです。
しかし、「どんなときもWiFi」はこの噂を否定しています。
契約者数が増加したとしても他のユーザーの利用数量に影響されず、加入者数増加による通信制限はないと公式Q&Aに明記しています。
「どんなときもWiFi」では、次世代型クラウドSIMが採用されているためだとしています。
「どんなときもWiFi」の通信制限は事実上なし! ”無制限”と考えてOK!
「どんなときもWiFi」の通信制限の条件や特徴をまとめると下記のようになります。
- 「どんなときもWiFi」の通信制限の条件はネットワークの不正利用や占有といった悪用された場合のみ実施
- YouTubeで動画をたくさん見たり、長時間のゲームプレイでは通信制限がかからない
- 今後「どんなときもWiFi」の契約者数が増加しても通信制限の設置や回線品質の低下は無い
「どんなときもWiFi」の通信制限の条件や特徴を見ると、一般的な使い方をするユーザーが通信制限にかかることはないと見て差し支えありません。
通信制限にかかる可能性がなく、外出先やご家庭でWiFiルーターとして利用すればスマホのデータ通信量削減にもなって通信費の節約も狙えるでしょう。
3日で33GB以上使ってみた結果、通信制限は本当になかったよ!
「どんなときもWiFi」の通信制限が本当なのか、僕はとても気になったので実際に調べてみました!
結論から言えば、3日で33GB使ったのですが通信制限はなかったです。
速度が遅くなることもありません。メインは自宅利用だったのですが、速度は常に20〜30Mbps程度出ていました。
さて、調査内容ですが
やるなら徹底的にやろうと思い、日々の通信をすべて「どんなときもWiFi」に集中させました。
3日間の通信内容
- dTV 3日で30時間以上視聴(THE LAST SHIPを視聴しまくった)
- iPhoneのソフトウェアアップデート(2台分)
- ブログ記事執筆(1日1記事)
- YouTube動画視聴(1日数本)
- SNS、ウェブサイト視聴
こんな感じでありとあらゆる通信を「どんなときもWiFi」に集中させました。特に容量を使っているのはdTVです。
大画面テレビでガンガン視聴しました(笑)
画質もまったく問題なし。
そして3日間の使用容量はこんな感じでした!
3日間で使った容量は、「33GB」です
どんなときもWiFi 使用容量
使用容量 | |
1日目 | 10.93GB |
2日目 | 11.17GB |
3日目 | 11.33GB |
合計 | 33.43GB |
ライバルサービスであるWiMAXの場合、3日で10GBを越えると速度が低下する仕様があります。
正直、「3日で10GB」は相当な大容量です。よほど大量に動画を見ない限り、そう簡単に越えることはありません。
しかし、「どんなときもWiFi」はその上限がない無制限をウリにしていることもあって、僕みたいなヘビーユーザーでも満足できる結果でした。
「どんなときもWiFi」と「WiMAX」の通信制限条件を比較してみた
さてここからは、日本でもっとも利用者が多いWiFiサービス「WiMAX」と比較してみます。
「どんなときもWiFi」は、WiMAXよりも制限がゆるい
結論から言えば、「どんなときもWiFi」はWiMAXよりも制限がゆるいです。
「どんなときもWiFi」と「WiMAX」の通信制限条件比較
サービス名 | 通信制限の条件 |
どんなときもWiFi | 違法ダウンロード等のネット回線の不正利用や、ネット回線の占有と判断された時 |
WiMAX | 3日間で10GB以上利用した時 |
WiMAXでは3日間で10GB以上の通信を行うと通信制限がかかり、速度が1Mbpsに低下してしまいます。
これでも相当ゆるい条件ではありますが、大量に通信をすると確実に制限を受けてしまいます。
一方、「どんなときもWiFi」では、不正利用ではない普通の使い方では通信制限にかからない仕様です。
僕は、「どんなときもWiFi」もWiMAXも両方利用しています。
3日間10GBの通信制限がなくなるだけで、容量の心配をしなくなったので精神的にラクになりました。
「どんなときもWiFI」は、格安SIMよりも制限がゆるい
今度は、大手の格安SIMサービスと比較してみました。
「どんなときもWiFi」は、格安SIMよりも通信制限の条件がゆるいです。
「どんなときもWiFi」と格安SIMの通信制限条件比較
サービス名 | 通信制限の条件 |
どんなときもWiFi | 違法ダウンロード等のネット回線の不正利用や、ネット回線の占有と判断された時 |
ワイモバイル | 毎月のデータ通信量が契約している料金プランの規定量(最大7GB)を超えた時 |
楽天モバイル |
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UQ mobile |
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上記表をご覧いただくと分かりますが、「どんなときもWiFi」はゆるいですよね。
月額料金は、「どんなときもWiFi」の月額料金並みで大差ないです。
だから、格安SIMで契約するより「どんなときもWiFi」の契約をおすすめします。
テザリングの通信制限条件を比較
ドコモ、au、ソフトバンクの利用者は、テザリングを利用する方法もありますよね。
結論から言えば、「どんなときもWiFi」の通信制限条件が一番ゆるいです。
大手キャリアのスマホでテザリングするより、通信制限条件がゆるい「どんなときもWiFi」の方がストレスなく利用できるのでおすすめです。
ソフトバンクの通信制限は非常に厳しい、だからおすすめできない
ソフトバンクは、3日間で3GB以上利用すると制限されます。
時代遅れの通信制限が設定されています。
だからおすすめしません。
「どんなときもWiFi」とソフトバンクの通信制限条件比較
サービス名 | 通信制限の条件 |
どんなときもWiFi | 違法ダウンロード等のネット回線の不正利用や、ネット回線の占有と判断された時 |
ソフトバンク 4G/4G LTEパケット定額サービス |
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3日間で3GB以上ですから1日に使えるデータ通信量は、約1GBですよね。
テザリングを利用するには厳しすぎる通信量と言わざるをえません。
更に3日間で3GBの他に、料金プランによって設定された月間データ容量(例:ミニモンスターでは50GB/月)以上利用すると128Kbpsの通信制限がかかってきます。
普通の使い方では通信制限がかからない「どんなときもWiFi」と比較すると、ソフトバンクのスマホでテザリングは通信制限の条件が厳しく現実的ではないです。
auの通信制限は非常に厳しい、だからおすすめできない
auは通信制限がとても厳しいです。だから、auテザリングはおすすめしません。
「どんなときもWiFi」とauの通信制限条件比較
サービス名 | 通信制限の条件 |
どんなときもWiFi | 違法ダウンロード等のネット回線の不正利用や、ネット回線の占有と判断された時 |
au |
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auの通信制限の条件はドコモやソフトバンクを比較しても厳しく、特に主力の従量制料金プラン『新auピタットプラン』では7GB以上利用すると通信制限になります。
通信制限はデータ容量の追加購入をしなかった場合は、翌月1日になるまで通信制限は解除されず128Kbpsの超低速通信で1ヶ月過ごさなくてはなりません。
1ヶ月に7GBとなると動画視聴云々の話ではなく、Webサイトの閲覧も満足に出来ず窮屈な思いを感じながら1ヶ月を過ごすことになるのは必至です。
では、データ使いたい放題のauデータMAXプランを選べば問題ない…とはいかず、テザリングで20GB以上利用すると通信制限に結局陥ってしまいます。
auのスマホでテザリングをするくらいなら、「どんなときもWiFi」を契約した方が通信制限にならずインターネット利用が精神的に楽になるのでおすすめです。
ドコモは、auやソフトバンクに比べればゆるい!しかし、すぐ容量上限に達する
ドコモの通信制限条件は、3日間で10GBのような通信制限条件はありません。
とはいえ、大容量通信には向かない仕様です。
ドコモでテザリングをすると、すぐに上限に到達してしまうのでおすすめしません。
「どんなときもWiFi」とドコモの通信制限条件比較
サービス名 | 通信制限条件 |
どんなときもWiFi | 違法ダウンロード等のネット回線の不正利用や、ネット回線の占有と判断された時 |
ドコモ |
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そのため、ドコモはソフトバンクやauよりテザリングに向いていると言えるのですが、そもそも「どんなときもWiFi」は最初から月間データ容量が無制限というメリットがあります。
ドコモはあくまでソフトバンクやauと比較すれば通信制限はゆるい方で、「どんなときもWiFi」と比べるとドコモも通信制限条件が厳しいという事実は変わりありません。
「どんなときもWiFi」は通信制限がゆるい、だからヘビーユーザーにもおすすめ!
- 「どんなときもWiFi」は一般的な使い方では通信制限にならず、長時間の動画やゲーム程度では通信制限にならない
- WIMAXや格安SIMと比べると、「どんなときもWiFI」の通信制限の条件はゆるい
- 大手キャリアの通信制限条件は格安SIMより厳しいので、テザリングより「どんなときもWiFi」の方が精神的に楽
「どんなときもWiFi」の通信制限条件は他社と比べても非常にゆるいです。
そのため、動画視聴やWebサイト閲覧でたくさんネットを使いたいヘビーユーザーにもおすすめです。
通信制限に悩まされている人は、「どんなときもWiFi」に乗り換えたり、新規契約をすると良いでしょう。