まずは、こちらの光回線の速度をご覧ください!
私が契約している光コラボの速度です。
衝撃の500Kbps以下 ^ ^::
まさかこんなに遅かったなんて・・・信じられない
そうです、我が家の光コラボは、毎日夜10頃のインターネットが混雑する時間帯になると、ここまで速度低下が起こっています。
しかも平日、土日問わず毎日です。
この速度って、ADSL、ISDN並みです。
光回線を契約したのにありえないですよね。
料金が安くなるから!と勧誘されて光コラボにしてみたはいいけど、インターネットの速度が遅くなってお困りではありませんか?
- ドコモ光
- ソフトバンク光
- OCN光
- IIJmioひかり
- BIGLOBE光
上記は光コラボの代表的なサービスです。
今「光コラボ」は、あちこちで速度低下が起きていて問題になっています。
信じられないことに光回線なのに、夜に1Mbpsぐらいまで速度が落ち込むという具合で正直使い物にならないレベルなわけです。
そんなわけで、あちこちでユーザーの不満が爆発しています。
このページでは、光コラボで速度低下が起きている原因・解決の見込みについて触れています。
また、おすすめの乗り換え先についてもご紹介しています。
光回線の導入を検討するなら、最新の通信規格v6プラスに対応したGMOのドコモ光がおすすめです。
ドコモ光なのに、めちゃくちゃ速度が出ています。
光回線でなくていいなら、WiMAX2+を勧めます。
光コラボを辞めてWiMAX2+に乗り換えた方がよっぽど快適だからです。
ナオト
WiMAX2+の自宅用最新ルーターは、100Mbps超の速度も出ていますよ!
目次
光コラボ、衝撃の遅さ
我が家の光コラボ、速度 0.5Mbps
上でご紹介したように我が家では、「◯◯Jmioひかり」という光コラボを1年ほど前から導入していましたが、インターネットを一番利用する夜間では 0.5Mbps まで速度が低下しています。
調子が良い時で3Mbpsぐらいでればいい方。
さすがに 0.5Mbps の時は、YouTubeはおろか、Yahoo! JAPANのニュースを見るのもストレスに感じる遅さです。
家族みんなで使うために入れた光回線なのに、これでは話にならないということで今月末で解約することになりました。
私も家族も一番インターネットする時間帯は、仕事から帰宅した20時~24時頃の時間帯なんですよね。
この時に混雑して速度が遅くなるので困ったものです。
同じ光回線で検討するなら、最新の通信規格v6プラスに対応したGMOのドコモ光がおすすめです。
光コラボに変えたら、速度が遅くなったという声が多数
ネットで調べてみたら、出るわ、出るわ、光コラボの速度が遅いという書き込みが多かったです。
実際に速度低下で困っている方は相当いることが分かります。
しかも我慢ならないレベルというのだから事態は深刻です。
- まさか光回線で1Mbpsを下回るとは考えもしなかった。NHKオンデマンドやYouTubeの低画質でさえも紙芝居状態。最近は完全に動画が止まったり、タブレットで本を読むときでさえ読み込みで止まる。さすがにイライラがピークです。
- 最近ぷららの光コラボは夜に異常に重くなって28kbpsです。ダイヤルアップ並み?
- プロバイダーのBiglobeが最近混雑してるのか、あるいはマンションでフレッツ光マンションを使用してる家庭が増えたのか夜は異常に遅い。
- 下り2Mbpsの上り4Mbpsだもんなぁ。朝なら上り99Mbps出るのに。
- 光コラボにしたはいいけど速度が遅い。夜の混みあう時間帯になると以前の1/10に低下。5Mbpsとか。これではまったく使いものにならない
- ソフトバンク光になってから回線速度は前より遅いし安定しないし、なによりPingが遅くなってるのが困る。
- ソフトバンク光やばい、遅いなんてもんじゃない、Yahoo!のホームページが開かないレベル。
- ほんと光コラボに変えなきゃよかったってくらい動画の処理遅い、キレそう。
- 光コラボにして夜になると遅くなる。ADSL時代の方がまだ速かった。苦情も殺到してるだろうに、なぜ改善しないのか理解に苦しむ。切り替えるしかないのかな。
- 夜になると、ぷららのフレッツ回線は速度が出ない。2Mbpsくらい。
- ダウンロード速度は3.05Mb/sと格安SIM並み。これが毎晩続くとのは悪夢としか言いようが無い。
ナオト
光回線でなくてよいなら、WiMAX2+に乗り換えるというのも手です。
自宅用ホームルーターなら光回線の代用にもなります。
おすすめは「ブロードワイマックス」です。
ルーター無料です。
光コラボ速度低下の原因、今後の改善見込み
そもそもなぜ遅い?
一言で言ってしまうと、ユーザーが増えすぎてサービス提供するプロバイダ側の設備増強が追いついていないからです。
光コラボで、一番新規顧客獲得を伸ばしているのはNTTドコモの「ドコモ光」です。
これが原因と言ってしまってもいいかと思います。
ドコモショップで「ドコモ光」というサービス名で売っているあれです「スマホとセット契約にしたらフレッツ光が安くなりますよ」と店員さんに勧められ、みんな加入しちゃいます。
NTTドコモは、NTT法という法律の中で事業をしていますが、これまでフレッツ光の販売が許可されていませんでした。
NTTグループがシェアを独占してしまう恐れがあったからですね。
しかし、ドコモはスマホでソフトバンク・KDDIにシェアを奪われ、半分以下ぐらいまでシェアが落ちました。
「じゃあ、そろそろドコモも光回線の販売始めていいよ!」と国から許可が下りたわけです。
しかし、ドコモの販売力はハンパじゃありません。
ドコモ光の契約者がどんどん増えてしまいました。
その結果、光コラボで速度低下が起きているわけです。
光コラボの速度が回復する目処は立っていない
設備増強は、インターネット通信サービス提供するプロバイダ側が行うものです。
しかし増強の進みは遅く、完全回復の目処が立っていないプロバイダばかりです。
NTTは、各プロバイダからのNTT施設内の設備増強リクエストに一杯一杯で、増強されるのは数カ月待ちというプロバイダが多いです。
日付の目処すら立っていないのです。
ですから、プロバイダとしては有効な対応策が打てないでいます。
それぐらいユーザーが増えすぎてしまっているのです。
プロバイダに問い合わせるも、速度回復の見込みなし
僕が自分で利用しているプロバイダーに速度低下について問い合わせたところ次の回答を得ました。
A社
利用者が増え負荷の高い状況が続いている。具体的な対応時期は未定。
B社
NTTから借用している設備の混雑等に起因する現象で現時点で改善の目処はたっていません。
速度が回復するのは数年後か、下手したら回復しない可能性もある
設備増強は、利用が集中している品質が落ちまくっているエリアから進めることが普通です。
そして増強には時間とお金がかかります。
2015年に光コラボが開始されて丸2年が経過しましたが、いまだに速度改善が進んでいない状況からして期待薄ですよね。
あと数年したら落ち着くかもしれません。
地方都市での設備増強はもっと時間がかかると思います。
あとは設備増強をしない事業者も絶対にいます。
莫大なお金がかかる増強なので、そもそもお金がないという事業者もいます。
光コラボの悪評でユーザー離れが起こるだろうことを見越して、「そのうち空いて自然に速度も戻るだろう」的なあまい考えのインフラ素人の事業者も多いからです。
NTTが始めた光コラボですが、自らの首を絞めるという情けない状況になっています。
そもそも光コラボって何?
ナオト
「光コラボ」って分かりづらいですよね。
裏事情を少し噛み砕いて説明をしています。
光コラボが始まった経緯
従来、NTT東日本とNTT西日本は、フレッツ光というブランドで光回線をお客さんに直接販売していました。
だけど日本全国にフレッツ光を導入してしまい新規導入数は頭打ちになったので、これ以上の新規導入は難しいと判断しました。
そこで
「フレッツ光を売りたいという事業者を集めて、俺たちがフレッツ光を卸してあげよう!それなら仕事ラクになるしいいわ〜」
で
出来たのが「光コラボレーションモデル(光コラボと呼ばれている)」というものです。
そう、光コラボレーションモデルというのはNTTが各事業者に光回線を卸して、各事業者が自社商品とセットにして新たな付加価値を付けてサービス提供する新しい光回線なのです。
光コラボ、NTTの3つの狙い
NTTの狙いとしては3つほどあってこんな感じです。
1.フレッツ光の付加価値向上
NTT以外の事業者がフレッツ光と自社商品を組み合わせて独自商品として売り出すことで、フレッツ光のさらなる「付加価値の向上」が期待できる。
2.成長市場に集中して利益拡大
フレッツ光の普及ビジネスはある程度成果がでて終わりました。
次にNTTが目をつけたのは、そのインフラの上で動くサービスやソリューション提供です。
成長市場に集中して利益を拡大したいと考えています。
3.コスト削減
フレッツ光を自社で提供していくにはキャンペーンで新規顧客を獲得したり、サポートするにも莫大なコストが掛かります。
各事業者にフレッツ光を卸して販売・サポート・請求もまとめてやらせてしまえば、すべてお任せできるからコストがめちゃ浮く。
光コラボは失敗に終わった。信用回復はこれからだ
光コラボは失敗に終わりそうです。
というよりも上でご紹介したとおり、これだけ光回線ユーザーの利便性を下げ、不満を高め、2年経ってもまだ解消の見込みすら立たないサービスなので、もう「失敗した」と言っていいでしょう。
NTTを筆頭に通信業界全体で失敗しました。
今後、顧客の信用を取り戻すには時間がかかります。
おすすめの乗り換え先
すでに光コラボを利用されている方は、残念ながら「光コラボ」サービス間の乗り換えはできません。
一度解約をして、どこかの光コラボサービスに新規契約し直す、これしか方法がないのが現状です。
いま、一番確実に速度が出ているのは、GMOドコモ光です。
GMOのドコモ光は全国エリアで速度測定結果も公開していて、100Mbps程度でています。
これから光コラボにしようかなと考えている方は、以下のページを参考にしてもらうと速度の面で困ることはないです。
ケーブルテレビを使っている方はこちら▼
フレッツ光をご利用の方はこちら▼
WiMAX2+に乗り換える
よく考えたら、そもそも光回線である必要がないという人も結構いらっしゃいます。
そんな方には、速度と料金のバランスがよい「WiMAX2+」をおすすめします。
余程のヘビーユーザーでなければ、WiMAX2+で十分なケースが多いです。
WiMAX2+の最大のメリットは「工事なしで使える」ということ。
工事費はかかりません。
契約したらルーターが届くのでその電源をONにしたらネットが繋がります。
そしてコスパもよく、光回線よりも年間で1~2万円安く済みます。
おすすめのWiMAX2+は、「ブロードワイマックス」です。
ルーターが無料ですし、Web申込限定で初期費用も無料、そして月額2,726円からと安いことが魅力です。
WiMAX2+のご紹介
WiMAX2+の特長
WiMAX2+は、UQコミュニケーションズ(KDDI系列の会社)が提供する「無線インターネットのサービス」です。
小型のモバイルルーター、自宅専用のホームルーターなどが用意されているので、用途に応じてルーターを選んでサービスを利用できます。
WiMAX2+の速度は、今や光コラボより上です
光コラボは上でご紹介した通りものすごく遅いです。
1桁ですからね。
そんなわけで今や、WiMAX2+が光コラボを上回ってしまっています。
WiMAX2+の実際の速度はかなり出ています。
例えばこちらの「Speed Wi-Fi HOME L02」は、自宅専用ルーターで100Mbps以上の速度を記録しています。
自宅の固定回線としてWiMAX2+を導入する人が増えている
WiMAX2+を自宅の固定回線として導入する人が増えています。
サービスとしてだいぶ成熟して、速度も十分出てきているからですね。
こちらの記事も参考になると思います。
WiMAX2+の料金は、光コラボより安い
WiMAX2+の良さは、光コラボ(光回線)よりも料金が安いことです。
工事がないので初期費用がかからない、ルーターもきちんと選べば無料の会社がある、月額費用も安いということで光コラボよりもかなり料金的にはオトクと言えます。
WiMAX2+と光コラボの費用比較
WiMAX2+(例.ブロードワイマックス) | 光コラボ(例.ドコモ光) | |
工事費 | なし | 戸建て18,000円 マンション15,000円 |
ルーター料金 | 0円 | 月額300円 |
月額料金 | 4,041円 | 5,200円 |
光コラボは最も利用者が多い「GMOドコモ光」を例として取り上げました。
WiMAXは、最も人気のある「ブロードワイマックス」例として取り上げました。
WiMAX2+の契約期間は3年
WiMAX2+の契約期間は、2~3年です。
契約するルーターにより年数が異なる場合が多いです。
WiMAX2+と光コラボの契約期間比較
WiMAX2+ | 光コラボ(例.ドコモ光) | |
最低利用期間 | 2~3年 | 2年 |
WiMAX2+は、代理店で申し込むと一番トクをする
WiMAX2+は、色々な会社で申し込むことができます。
本家のUQコミュニケーションズでも申し込めますし、提携している販売代理店からも申し込みが可能です。
で、ここから大事なのですが、もし申し込みをするときは販売代理店の方がいいですよ。
なぜかというと最新ルーターが無料提供されていたり、Web申込限定で初期費用が無料になったりと特典が充実しているからです。
おすすめのWiMAX2+は、「ブロードワイマックス」です。
WiMAX2+は、どこで申し込みをしても回線品質は同じ
WiMAX2+はどこで申し込みをしても、回線品質は同じです。
大元のUQコミュニケーションズという会社がすべてを握ってコントロールしているからです。
違い何かというと、新規契約時のキャンペーン特典、サポートの有無、料金、付帯サービスです。
ですが多くの販売業者は、「新規契約時のキャンペーン特典」で差を付けて顧客獲得競争をしています。
ですから僕たち消費者は、それにうまく乗って一番料金的にトクをする所でWiMAX2+を契約するというのがいいと思います。
光コラボの速度低下まとめ
光コラボの速度が遅い状況、背景などを説明しました。
ちょっと話が長くなってしまいましたね
僕はインターネット通信会社に勤務していて、光コラボを提供する事業者側にいるのですが、光コラボの速度低下は、おそらく数年は解消しないのではないかなというのが僕の見方です。
設備増強の遅れもそうですが、やっぱり一番の理由は、NTTが契約者数をコントロールできなくなったことが大きいです。
今までは自社の設備増強計画にあわせて、新規顧客を獲得するということができていましたが、販売を他社に任せるようになって以降は、そのコントロールを完全に失いました。
全国に数百社といる事業者に、光回線を卸しているのですからそれはそうですよね。
やっぱりそれじゃあ、高品質な通信インフラは提供できないよね。と思うわけです。
その点、UQコミュニケーションズのWiMAX2+はこれがうまいです。
提携会社を一気に増やさず着実に増やしていくようなスタイルです。
インターネットは安定したインフラでないと困るし、速度が遅いと困るので、しっかりとしたサービスを選びたいものですね。
WiMAX2+は、個人的にかなりおすすめですよ。
WiMAX2+の速度が気になる方は、ポケットWi-Fiの速度比較記事もご覧ください。