ソフトバンク光の解約は、やり方は簡単ですが事前に確認すべき事項が多いです。
解約を検討している方は早めに確認して、要らない出費など失敗の無いようにしましょう。
目次
ソフトバンク光の解約方法、違約金の有無
解約受付は電話のみ、ソフトバンク光サポートに電話
ソフトバンク光はサポートセンターに電話連絡する以外に解約する方法はありません。
サポートセンターの連絡先は以下となります。
ソフトバンク光 サポートセンター
電話番号(186)0800-111-2009 受付時間:10:00~19:00
- 着信番号で顧客情報を特定しているので、ソフトバンクに登録した番号で電話する
- 非通知設定の場合は番号の頭に「186」をつければその発信のみ番号が通知される
- サポートセンター終了時間直前の電話はつながりづらいので避けましょう
レンタル機器は機器の返却が必要
ソフトバンク光は開通工事の際に機器を設置しますが、これらはレンタル品ですので返却が要ります。
機器は契約内容によって機種が違いますが、それぞれ共通して契約者自身が梱包・発送をします。
ルーターなどご自身で購入して使用している市販のものを誤って返却することがありますので、返却する機器の特徴はあらかじめ確認しましょう。
返却には期限があり、解約から14日後までと決められています。
返却をせずにいると、高額な料金の請求が発生するので速やかに発送しましょう。
また、機器に故障がある場合も修理代金が請求されますので取り扱いには注意が必要です。
<未返却・故障の際に発生する料金>
期日までに返却がない場合 | 8,000~16,000円(1台につき) |
返却はしたが故障がある | 7,143円(1台につき) |
なお、解約は必ずサポートセンターへの電話が必要です。
機器を返却したからといってサポートセンターへの電話連絡がなければ、解約はされず月額料金の請求が続きます。
撤去工事が必要
解約をすると撤去工事について案内があります。
- 基本的には撤去工事は不要なので、撤去要否の確認
- 撤去工事をするなら立ち合いが必要、工事希望日を3日分聴取
- 撤去工事の料金は無料
- 賃貸に住んでいたが移転済みで、もう立ち合いが困難な場合は管理会社情報を質問される
賃貸の場合は撤去の要否を必ず管理会社やオーナーに確認しましょう。
プロバイダー側は管理会社側への確認義務はありません。トラブルの場合は顧客責任です。
ソフトバンク光を解約する前に気を付けたいこと
引っ越し(転居)をする場合は、早めの手続きがおすすめ!
手続きを取ったあと、解約までは6営業日ほど要します。
着実に手続きをするのなら、余裕をもって解約希望月の半ばまでに解約連絡をするのが無難です。
特に引っ越しをする時は直前になるほどあわただしく、後回しにすると解約が遅れてしまい、痛い目を見ることになりかねません。
サポートセンターに連絡するタイミングによっては、電話が混雑しなかなか手続きがとれない場合があります。
<連絡が取りづらいタイミング>
時間帯 | 平日夕方、土日 | 仕事あがり、仕事休みの日に問合せ集中 |
月間 | 月初、月末 | 契約変更など問い合わせが殺到する |
繁忙期 | 2、3、4月 9、10月 | 進学、就職、転勤で引っ越しが多い |
その他 | 連休明け | 家を空けた最中にトラブルの顧客が蓄積 |
時期や時間帯によって30分や1時間待っても電話がつながらないことがあります。
かなりのストレスになりますし、なにより解約が遅れて余計な料金がかかってしまうのは避けたいところです。
契約解除料金(違約金)の発生
ほとんどの契約者は2年ごとの自動更新で契約をして、2年に一度の更新月以外で解約をすると9,500円契約解除料が発生します。
MySoftbank(契約情報ページ)から更新月の確認ができます。
解約をするタイミングによっては、高額な料金の発生を避けることができるので、チェックしておいて損は無いでしょう。
解約にこんなに料金がかかるなんて聞いていない、という思いをする方もいますが、規約や説明事項の書面にしっかり記載があるので知らなかったは通用しません。
工事費残債の支払い
ソフトバンク光の利用開始時に回線を引き込む初期工事を行う必要がありますが、この初期工事にも費用は発生しており、この費用は24回や48回などの分割払いとして毎月請求されています。
初期工事費の分割払い請求は、毎月回線料金から同額の値引きをしているので、そんな料金払っていない、と思われる方もいることでしょう。
分割払いが完了していれば解約時に工事費残債は発生しませんが、分割が残っている場合、解約時点で未払い分の工事費残債が一括で請求されます。
簡単に言うと、ソフトバンク光の利用期間が短いと工事費残債が高額になり、解約に伴う料金も高くなる、ということです。
解約月の利用料は、日割りではなく1か月満額請求される
ソフトバンク光を解約する際、解約の日付がいつであっても、解約月は満額の請求です。
料金が変わらないのであれば、早めに連絡をする方がやはりオススメです。
解約が遅れ、予定の翌月になると1か月分余計な月額料金が発生します。
固定電話番号が利用できなくなる可能性がある
ソフトバンク光で電話番号を新たに発行していた場合は、ソフトバンク光の解約と同時にその電話番号は消失し利用できなくなります。
自分が使っている電話番号がソフトバンク光の発番か、または元から利用しているNTTアナログの電話番号かがわからない場合は、サポートセンターへ聞いてみるとわかります。
もしくは、ソフトバンク光の電話サービスに電話番号を移したという明確な記録が、契約書などに記載があれば、その時点で問題なしと判断しても大丈夫です。
- ソフトバンク光の電話番号発番ではなく、NTTアナログ発番であること
- 他プロバイダへ移行する場合は電話番号の移行が完了していること
- インターネットを使わない場合NTTに連絡し、アナログ戻しする
一度消失した電話番号は元に戻すことができません。
電話番号維持の優先度が高い場合は必ず状況を確認しながら解約をしましょう。
ソフトバンク携帯の値引き(おうち割)がなくなる
ソフトバンク光では「おうち割」がソフトバンク携帯またはワイモバイル携帯に適用され、月々およそ、携帯電話1台につき500~1,000円の値引きを受けることができます。
ですが、ソフトバンク光を解約してしまうと、当然「おうち割」は回線と携帯のセット利用で値引きをするサービスなので、適用がなくなります。
回線料金が安くなっても、総合的な支出が高くなるかもしれませんのでご注意下さい。
オプションサービスにも違約金が発生するものがある
ソフトバンク光はインターネット光回線がメインの契約です。
主契約を解消することになるので、もちろん付加サービス、いわゆるオプションも解約されることになります。
オプションの中には、単体で違約金が発生するものもあります。
もしオプションサービスを利用している覚えがない場合も一度サポートセンターに確認すると確実です。