通信量無制限を売りにしてきたレンタルWiFiがブームの兆しを見せる中、格安SIMもデータ無制限で利用できるSIMを商品ラインナップに加えてきています。
「格安SIMだから料金安いだろうし無制限ならお得だ!」と、思うかもしれませんが格安SIMでデータ無制限SIMの契約はおすすめできません。
今回は格安SIMのデータSIMがおすすめできない理由3つと、データ無制限で使える2019年最新のWiFiサービスをご紹介したいと思います。
目次
格安SIMのデータ無制限がおすすめできない3つの理由
なぜ格安SIMのデータ無制限SIMがおすすめできないのか?
その理由は大きく3つあります。
- 通信速度が遅く、速度規制時は使い物にならない
- 別途有料でルーター購入が必要
- 事業者によっては3年縛りがある
通信速度が遅く、速度規制時は使い物にならない
格安SIM業者のデータ無制限プランの通常時速度と速度規制時の通信速度
業者名と料金プラン | 月額料金 | 通信速度/速度規制時 | 速度規制条件 |
DMMモバイル ライトプラン |
440円 | 200Kbps/200Kbps未満 | 直近3日間で366MB以上の通信を行った時 |
UQ mobile データ無制限プラン |
1,980円 | 500Kbps/混雑状況時により変動 | 3日間6GB以上利用時 |
ワイモバイル Pocket Wi-Fi2プラン+アドバンスドオプション |
4,380円 | 21Mbps~75Mbps/1Mbps | 3日間10GB以上利用時 |
DMMモバイルのライトプランは通常時200Kbpsという通信速度で、Webサイトの閲覧にも時間がかかりますし、YouTubeの標準画質の動画を見る事すら困難な通信速度です。
UQ mobileの500KbpsでやっとWebサイトが見られるかもといった速度で、ワイモバイルは通信速度こそ速いものの月額4,380円かかるので、月額料金が安く通信速度の速いレンタルWiFiの方がお得に利用できます。
別途有料でルーター購入が必要
格安SIMのデータ無制限プランはSIMカードのみの契約で、本格的にWiFiを運用するのであれば別途ルーターを用意する必要があります。
格安SIMが提供しているルーターを購入するか、中古ショップや通販サイトで買うかは個人の自由ですがルーター購入費用分の初期費用がかかります。
加えて、ルーターが格安SIMの通信に対応しているか調べる手間もかかります。
下の記事は、実際に僕が自前でルーターを購入してきて、格安SIMを挿して使用した時のレビューです。
事業者によっては3年縛りがある
格安SIM業者別データ無制限プランの契約期間まとめ
業者名と料金プラン | 契約期間 |
DMMモバイル ライトプラン |
利用開始日を含む月の末日まで |
UQ mobile データ無制限プラン |
無し |
ワイモバイル Pocket Wi-Fi2プラン+アドバンスドオプション |
3年 |
ワイモバイルは3年間の契約期間があり、月額4,380円を3年間支払わなくてはいけないのでデータSIMを取り扱っている業者の中でも特に気軽に解約できません。
通信速度が遅い、初期費用もかかる、おまけに縛り期間もあるのでおすすめできない
- 格安SIMのデータ無制限は通常時の通信速度が遅い
- 別途有料でルーター購入が必要なので初期費用も高い
- 事業者によっては縛り期間もあるので気軽に解約もできない
以上の3つの理由から格安SIMのデータ無制限プランは料金は安いが速度も遅い、あるいは速度は速くても縛り期間があるかの2択なので、格安SIMでデータ無制限プランを契約するのは避けた方が無難です。
品質の悪い格安SIMを使うぐらいなら、高品質で無制限にネットが使える「どんなときもWiFi」を選ぶ方が賢い
格安SIMのデータ無制限SIMは、お世辞にも通信の品質が優れているとは言えませんので、もしデータ無制限のWiFiを利用するなら高品質で無制限に利用できるどんなときもWiFiがおすすめです。
月額料金は3,480円、速度規制は気にせず利用可能
格安SIMのデータ無制限SIMとどんなときもWiFiの通信速度比較
業者名 | 月額料金 | 通常時の通信速度 | 速度規制の条件 |
どんなときもWiFi | 3,480円 | 150Mbps | 違法ダウンロードやネットワークの占有と判断された時 →実施無制限 |
DMMモバイル | 440円 | 200Kbps | 直近3日間で366MB以上の通信時 |
UQ mobile | 1,980円 | 500Kbps | 3日間6GB以上利用時 |
ワイモバイル | 4,380円 | 21Mbps~75Mbps | 3日間10GB以上利用時 |
どんなときもWiFiの月額料金は3,480円でDMMモバイルの約8倍、UQ mobileの約1.8倍なので、一見すると料金が安いこの2社を選んだ方が良いのでは?と思うかもしれません。
しかし、どんなときもWiFiの通信速度はDMMモバイルの750倍、UQ mobileの300倍の通信速度で、速度規制の条件もネット回線を違法占有しない限りかかりません。
ナオト
どんなときもWiFiの通信速度150Mbpsは、理論値なので実際は周囲の環境や立地条件に左右されます。
しかし、10/1も出ていればYouTubeで高画質な動画をスムーズに再生できるので、高画質な動画を見たい方はどんなときもWiFiがおすすめになります。
速度規制時もLTE回線の速度が速い
他社のデータ無制限WiFiとどんなときもWiFiの速度規制の通信速度と条件比較
業者名 | 速度規制時の通信速度 | 速度規制の条件 |
どんなときもWiFi | 384Kbps | 違法ダウンロードやネットワークの占有と判断された時 →実施無制限 |
縛りなしWiFi | 128Kbps | 1日3GB以上利用時 |
NOZOMI WiFi | 128bps | 0時~24時の間で10GB以上利用時 |
どんなときもWiFiとそれ以外のデータ無制限のWiFi業者の速度制限時の速度を比較すると、速度制限時でも約3倍の速度で通信が可能です。
速度規制の条件もネットを悪用しなければOKなので速度規制の条件は緩いのが特徴です。
NOZOMI WiFiの128bpsは公式の表記ミスかと思われますが、実際に128bpsだとするとWebサイトの閲覧どころか、テキストメールを送る事すら困難な速度なので速度規制になるとネットの遅さに絶望するレベルです。
3つのキャリア回線を使うので回線の安定性が高い
他社のデータ無制限WiFiとどんなときもWiFiの使用回線種類を比較
業者名 | 使用回線 |
どんなときもWiFi | au、ドコモ、ソフトバンクの3回線 |
縛りなしWiFi | ソフトバンク回線かWiMAX回線の内1つ (使用するルーターにより決定) |
NOZOMI WiFi | ソフトバンク回線 |
DMMモバイル | ドコモ回線 |
UQ mobile | au回線 |
ワイモバイル | ソフトバンク回線 |
どんなときもWiFiはルーターは次世代クラウドSIMを搭載しており、大手3社のキャリア回線から最も適切な回線を選んでくれます。
他社のデータ無制限WiFiや格安SIMと比べて使用できる回線の種類が多いので、1社の回線が届かないエリアや障害で使えなくなった場合でも、他社の回線でフォローできるので回線の安定性に優れています。
設定を変更する事なく海外利用可能
他社のデータ無制限WiFiとどんなときもWiFiの海外利用可否を比較
業者名 | 海外利用の可否 |
どんなときもWiFi | 設定変更必要なく利用可能 |
縛りなしWiFi | 利用不可(国内専用) |
NOZOMI WiFi | 『Global対応超大容量プラン』のみ利用可能 |
どんなときもWiFiは、次世代クラウドSIMを搭載した事で、海外利用時にも特に設定を変える事も無く利用可能です。
他社のデータ無制限WiFiが国内専用で海外では利用不可、あるいは特定のプランのみ対応している事から、海外でWiFiルーター利用を考えているユーザーならどんなときもWiFiがおすすめです。
ナオト
通信無制限WiFiを選ぶならどんなときもWiFi!
- 格安SIMのデータ無制限プランは速度が遅く、縛り期間もあるのでおすすめできない
- どんなときもWiFiなら通信速度が150Mbpsと速く速度規制の条件も緩い
- トリプルキャリア回線で通信の安定性が高く、海外でも利用できるどんなときもWiFiがおすすめ
通信無制限のデータSIMやWiFiは、ユーザーの要望を受けて続々登場していますが、格安SIMを選ぶより、どんなときもWiFiの方が通信速度も速く回線も安定しているのでおすすめです。
3つのキャリア回線を用いた回線の安定性や海外でも設定変更なく利用可能な点は、どんなときもWiFi独自のメリットです。
回線の安定性重視や海外利用を考えている人にもおすすめできますね!