本ページでは、So-net WiMAXを解約したい方の為に、解約方法とその注意点をご紹介しています。
解約に必ずつきまとう「違約金」。
違約金の負担を最小化する方法についてもお伝えしていきます。
WiMAXは契約内容が細かく定められており、知らないまま解約手続きに進んでしまうと、思わぬ出費を迫られるかもしれません。
そうならない為にもしっかり確認して無駄なコストを抑えていきましょう。
それではSo-net WiMAXの解約方法についてご紹介します。
目次
So-net WiMAXの解約方法
So-net WiMAXは、ウェブサイト(会員ページ)、またはオンラインチャットで解約可能です。
オンラインチャットを使った解約は珍しいですね。
一方、電話・FAXでの解約は用意されていませんので注意が必要です。
- ウェブサイト(会員ページ)で解約
- オンラインチャットで解約
ウェブサイト(会員ページ)での解約
So-netの会員ページにログインして、WiMAXを解約します。
So-netが提供するすべてのサービスを解約したい場合は”退会”手続きを行えばすべて解約となります。
一部サービスをだけを解約したい場合は、各サービス毎の”解約”手続きが必要になります。
So-net の退会と解約の違い
種別 | 手続きできること |
退会 | So-netの提供する全てのサービスが利用できなくなる |
解約 | 一部サービスの解約 |
オンラインのチャットで解約
So-netではWiMAXプロバイダとしては珍しく、オンラインチャットで解約手続きが可能です。
さすがは大手企業といったところでしょうか。
会員ページだけでは不安な事やわからない事がその場で確認できますし、電話連絡のように無理に引き留められるような心配も少なくなるのでおすすめの解約方法です。
電話連絡・FAXによる解約は不可
So-netでは電話連絡やFAXといった従来形式の方法では手続きができません。
これは少し不親切ですね。
パソコン・スマホで文字を打つよりも手っ取り早く電話で話して手続きをすませたい方もいると思うのですが、そういうユーザー利便性に答えない点は残念です。
So-netはオンライン解約手続きしか受け付けていないため、不明点はサポートに電話したり、チャットで解消するしかなさそうです。
So-net WiMAXを解約する前に注意すべき事
So-net WiMAXを解約する際に、特に気を付けておきたい点が3点あります。
- 解約のタイミングによって違約金が発生する
- WiMAXとWiMAX2+では、ルーターの返却有無に違いがある
- 解約日が月初めでも日割り計算されない
解約のタイミングによって違約金が発生する
WiMAXには契約期間が存在します。
契約期間以外に解約をすると、”違約金”が発生します。
違約金を負担してくれるWiMAXサービスがありますので、もし乗り換えを考えてい方はこちらも要チェックです!
違約金は以下の通りです。
So-net WiMAX 2年プラン 解約違約金(税別)
契約期間 | 金額(税別) |
契約締結~12カ月以内 | 19,000円 |
13~24カ月以内 | 14,000円 |
25カ月目 | 0円(更新月のため) |
26カ月目以降 | 9,500円 |
So-net WiMAX 3年プラン 解約違約金(税別)
契約期間 | 金額(税別) |
契約締結~12カ月以内 | 19,000円 |
13~24カ月以内 | 14,000円 |
25〜35カ月目 | 9,500円 |
36カ月目 | 0円(更新月のため) |
37カ月目以降 | 9,500円 |
So-net WiMAX 4年プラン 解約違約金(税別)
契約期間 | 金額(税別) |
契約締結~12カ月以内 | 19,000円 |
13~24カ月以内 | 14,000円 |
25~48カ月以内 | 9,500円 |
49カ月以内 | 0円(更新月のため) |
50カ月目以降 | 9,500円 |
違約金を負担してくれるWiMAXサービスがありますので、もし乗り換えを考えてい方はこちらも要チェックです!
違約金は、解約に伴う違約金は契約が満了する月に解約しなければ必ず発生するものです。
違約金を逃れるためには、契約更新月に解約をするしかありません。
契約が満了しても、契約更新月に解約を申し出なければ再び契約がスタートします。
ユーザーの都合で解約しようとするとほぼ間違いなく解約違約金が発生することになり、その金額も決して安いものではありませんので注意が必要です。
WiMAXとWiMAX2+では、ルーターの返却有無に違いがある
So-net WiMAXを長年利用している方はSo-netのルーターレンタルサービスを利用している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
So-net WiMAXにはサービス初期に売り出された「WiMAX」と、上位互換である「WiMAX2+」という二つの形態があります。
ご自身がどちらの契約をしているかは、So-netの会員ページでご確認いただけます。
初期のWiMAX契約者の場合
So-netでは、WiMAXを展開する際、ルーターのレンタルサービスも行っていました。
もしレンタルサービスを受けていた場合は解約に伴ってルータ機器を返却が必要です。
ルーターの所有者がSo-netだからです。
ルータ本体だけでなく充電器などの付属品も返却する必要がありますので、So-netの会員ページでご自身の契約内容をご確認の上、返却物がなにかをチェックする事をおすすめします。
レンタル品の型番と付属品
型番 | 付属品 |
Aterm WM3200U |
|
Aterm WM3300R |
|
Aterm WM3400RN |
|
Aterm WM3500R |
|
返却先
〒436-8501
静岡県掛川市下俣800
NECプラットフォームズ (株)
装置製造部レンタルグループ 行
0537-22-1144
レンタル品の損壊や汚損がひどい場合、解約手続き後10日以内に返却しない場合には、レンタル機器損害金が新たに発生します。
レンタル機器を簡単に拭くなどして清掃し、速やかに返却しましょう。
他にも返却に伴う送料は利用者負担となりますので、こちらにも注意が必要です。
WiMAX2+契約者の場合
WiMAX2+を契約している場合は、ルーター類の返却は不要です。
契約上、ルータ機器を購入している事になっているからです。
ルータは別のプロバイダに乗り換える場合でもほとんどのケースで再利用が出来ませんので、解約後はルーターを処分(廃棄)するのが一般的です。
So-net WiMAX 解約時のルーターの扱い
機器 | 返却の必要性 |
ルーター本体 | 不要(購入しているため) |
内蔵SIMカード |
契約期間が長い場合、ルーターのスペックが古くなっていて利用価値がありません。だから中古で売ることもまずできません。
処分(廃棄)を検討するのが妥当でしょう。
ルータを処分する際はお住まいの自治体で扱いが異なりますので確認しておくと良いでしょう。
解約日が月初めでも日割り計算されない
仮に解約手続きが月半ばであっても、WiMAXにかかわるサービス利用料、オプション利用料は全て一月分の満額が請求され、日割り計算はされません。
しかし、WiMAXのサービス自体は解約処理を行った月末まで利用できますので、”契約更新月の初め”に解約手続きをする事がベストタイミングと言えるでしょう。
違約金を負担してくれるWiMAXサービスが登場
いざSo-net WiMAXを解約しようとしても、必ずハードルになるのが違約金の存在です。
契約更新月ちょうどにタイミング良く解約のきっかけが出てくる事の方が稀ですので、辞めたい時に辞められず、ずるずると更新してしまう方も多いのではないでしょうか。
これまでは契約更新月を待って乗り換える事が賢い選択と言われてきましたが、そんな常識を覆すプロバイダーが登場しました。
それがブロードワイマックスです。
ブロードワイマックスが打ち出す面白い制度に、「違約金負担制度」があります。
その名の通り、他社の解約時にかかる違約金を肩代わりします、というものです。
コレ、結構すごいことになっています!
違約金負担を少なくできる!
ブロードワイマックスでは、他社の解約に伴って発生する違約金を19,000円まで肩代わりしますよ
という太っ腹な制度を打ち出しています。
この制度を利用すれば実質ユーザーが負担する違約金はゼロとなりますので、解約のタイミングをわざわざチェックしなくてもユーザーの好きなタイミングで乗り換えする事が可能となりました。
So-net WiMAXの違約金は最大でも19,000円ですので、実質的な違約金負担は完全ゼロということになります。
これはかなり凄いことですね。
ブロードワイマックス乗り換えで、違約金の負担ゼロへ
契約期間(2年プランの場合) | 違約金 | ユーザー負担 |
契約締結~24カ月以内 | 19,000円 | 0円 |
25カ月目 | 0円 | 0円 |
26カ月目以降 | 9,500円 | 0円 |
※税別表示
※肩代わりしてくれるのは違約金であり、初期費用やルーターの残債分は対象外です。
- 今使っているWiMAXに不満で乗り換えたい
- 契約満了を待たずに、「早く」乗り換えたい
- 節約のため、月額料金を最安値にしたい
- ルーターが古くなったから、最新ルーターにしたい
- 【お客様】WiMAX解約に伴い、違約金がいくら発生したか証明できる書類を用意、またはマイページのスクリーンショットを撮影
- 【お客様】ブロードワイマックス指定の方法(メールまたはFAXです)で資料を提出
- 【ブロードワイマックス】内容確認、振込先銀行口座の入力フォームをお客様に送信
- 【ブロードワイマックス】振込先銀行口座を登録
- 【ブロードワイマックス】申請受理の翌月末日に現金振り込み
- 【お客様】現金が入金されたことを確認
実は乗り換えると、So-net WiMAXよりも安く使えます
ブロードワイマックスでの違約金負担制度は画期的ですが、月額利用料においてもSo-net WiMAXよりも安くて優秀です。
もともとSo-net WiMAXは安い部類のプロバイダでしたが、ブロードワイマックスではさらに安価にWiMAXを提供しています。
圧倒的にブロードワイマックスが優位です。
料金比較表・3年プラン
So-net | ブロードワイマックス | |
初期費用 | 3,000円 | 3,000円 |
ルーター 発送月 |
日割 | 日割 |
1〜2カ月目 | 1,180円 | 2,726円 |
3〜36カ月目 | 4,250円 | 3,411円〜 |
37カ月目〜 | 4,379円 | 3,411円〜 |
1年目合計 | 44,860円 | 42,560円 |
2年目合計 | 95,860円 | 83,492円 |
3年目合計 | 146,860円 | 130,941円 |
※So-net WiMAXは、Flat ツープラス ギガ放題の料金を掲載しています。So-net WiMAXはサービス利用料の他にSo-net独自のモバイルコースに入会する必要がある為、200円を加算しています。
※ブロードワイマックスは、ギガ放題プランの料金を掲載しています。
原則、3年利用することになりますので、約1.6万円の差が出てきます。
これは、WiMAX月額料金の4カ月分以上に相当しますから、大きいですよ。
なお、ブロードワイマックスの通信部分は、UQコミュニケーションズ(UQ WiMAX)が運営していますので、通信品質・エリアはSo-netと完全に一緒です。
違う点は料金、サポート体制です。
サポートがそれほど気にならない方は、これを機にブロードワイマックスに乗り換えるのはコスト的なメリットが大きいのでおすすめです。
最新ルータに変更できる
So-net WiMAXでは利用期間が22カ月を超えた場合、ルータの機種変更の案内が行われることが多いようです。
しかし、逆を返せば22カ月を超えていない利用者は、古いスペックのルーターを利用しなければなりません。
ブロードワイマックスへ乗り換えれば、ルーターもその瞬間に最新のものに変更できます(もちろん無料提供)
(契約更新月が少し先だからまだ解約できない・・・)という場合でも、乗り換えてしまうのも一つの手ですね。
新旧ルータのスペック表
2016年 Speed Wi-Fi NEXT W02 | 2018年 Speed Wi-Fi NEXT W05 | |
下り最大速度 | 220Mbps | 758Mbps |
連続待受時間 | 約760分 | 約850分 |
本体サイズ (mm) |
121×59×11.1 | 130×55×12.6 |
重量 | 約119g | 約131g |
わずか2年でも、上記のようにルーターのスペックは飛躍的に向上します。
これまでの通信速度に不満を感じていた方にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
上記の表を見てもわかるように、最新ルーターは明らかに性能があがっています。
わずか2年でこれだけの性能差があるので、古いルーターを使われている方は、ルーターを変えるだけでかなり快適になりますね。
ルーターの速度が遅くてお悩みの方は、遅いポケットWi-Fiにさようなら!のページをご覧ください。いかに古いルーターの速度が遅いのかを明らかにしています。
So-net WiMAXを解約する際の解説まとめ
So-net WiMAXを解約する際の要点をまとめると以下の4つとなります。
- So-netの会員ページで契約更新月を確認。
- ルーターがレンタル品なのか、付属品がすべて揃っているか確認。
- 契約更新月のはじめに解約手続きをしても月末まで利用可能。
- 会員ページで不明な事があればチャットで手続きを進めよう。
So-net WiMAXは大手プロバイダですので、安心感のあるプロバイダです。
しかし大手だから料金が高いのもネックですよね。
しかし月額利用料をガッツリ節約したい、ルータをすぐにでも変えたいとお考えであれば、違約金を負担してくれるブロードワイマックスは乗り換え先としておすすめのプロバイダです。
違約金・月額利用料・ルータの機能面が一気に解消できますので、これを機にお乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか?
ぶっちゃけてしまいますと、
賢いWiMAX利用方法は、適度にプロバイダーを乗り換えて、常に最新ルーターを入手しながら安いサービスを使うことです。
通信業界に身を置いている僕がいうのもなんですが、これが一番賢いです。
ブロードワイマックスは、他社からの乗り換えで発生する違約金を肩代わりしてくれる地味にスゴイ制度を用意しているので
これは絶対利用しなきゃ損だなと思います。