本記事は、BIGLOBE WiMAXを解約方法と注意点についてご紹介しています。
違約金の負担をゼロにするスペシャルな方法についてもお伝えしていきます。
WiMAXサービスは様々なプロバイダが切磋琢磨して価格競争を繰り広げています。
利用する我々消費者としては事業者が価格競争をしてくれるだけお得に利用できるのですが、プロバイダもユーザーを繋ぎとめるために必死で、解約手順についてわかりづらい事が多々あります。
それではBIGLOBE WiMAXではどんな事に注意して、どんな手続きを進めれば金銭的負担を少なく解約できるか順に見ていきましょう。
目次
BIGLOBE WiMAXの解約方法
BIGLOBE WiMAXの解約は、カスタマーサポートに電話連絡のみです。
ウェブサイトからの解約はできません。
専用のカスタマーサポートへ連絡すると、まずは本人確認が入ります。
事前にBIGLOBE IDを準備しておくと良いでしょう。
また、解約の意思を伝えると契約解除料(以下違約金)の説明やルータの残債がどのくらいあるのかを説明を受ける事になります。
電話が込み合う月末には繋がりづらくなりますので、時間に余裕をもって連絡するようにしましょう。
- (固定電話・携帯電話から) 0120-827-193
- (IP電話から) 03-6631-4602
- 営業時間 9:00〜18:00 年中無休 ※解約受付は16:30までとなっているので注意
BIGLOBE WiMAXを解約する前に注意すべき事
BIGLOBEとしても簡単にユーザーを手放したくありませんので、あの手この手で解約させまいとしています。
また、カスタマーセンターに連絡をすれば利用し続ける事のメリットを訴えてきますので、惑わされずに解約手続きを進める為にも事前に以下の4点を抑えておくと良いでしょう。
- 解約の受付時間が短い
- 解約タイミングによって違約金が発生する
- 解約タイミングによってルータ購入費用の残債が発生する
- 解約後のルーターの処分は利用者にて行う
- 解約日が月初めでも日割り計算されない
解約の受付時間が短い
BIGLOBE WiMAXでは解約手続きを進める手段が電話連絡しかありません。
通常のカスタマーサービスの受付時間は9:00~18:00となっているのですが、解約の受付だけは16:30となっています。
16:30を過ぎた場合には翌日の受付となってしまうため、後述する契約更新月ぎりぎりのタイミングで解約しようとすると、次の契約がスタートしてしまい違約金が発生してしまう可能性があります。
解約受付時間と受付日の関係
解約受付時間 | 受付日の扱い |
9:00〜16:30 | 当日受付 |
16:30〜18:00 | 翌日受付 |
解約タイミングによって違約金が発生する
契約期間内に解約すると、違約金が発生します。
BIGLOBE WiMAXは、契約時の特典としてキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
初めてWiMAXを利用する方にとっては嬉しいキャンペーンなのですが、解約する際はこの制度が違約金となり高額な違約金を請求されてしまうことになります。
違約金は以下の通りです。
BIGLOBE WiMAX 2年プラン 解約違約金(税別)
契約期間 | 金額(税別) |
契約締結~12カ月以内 | 19,000円 |
13~24カ月以内 | 14,000円 |
25カ月目 | 0円(更新月のため) |
26カ月目以降 | 9,500円 |
BIGLOBE WiMAX 3年プラン 解約違約金(税別)
契約期間 | 金額(税別) |
契約締結~12カ月以内 | 19,000円 |
13~24カ月以内 | 14,000円 |
25〜35カ月目 | 9,500円 |
36カ月目 | 0円(更新月のため) |
37カ月目以降 | 9,500円 |
違約金を負担してくれるWiMAXサービスがありますので、もし乗り換えを考えてい方はこちらも要チェックです!
契約が満了しても、契約更新月に解約を申し出なければ再び契約がスタートします。
違約金を回避するには、契約更新月に注目しなければなりません。
例えば2年契約プランの場合は機器が到着した月を0ヵ月目として、23ヵ月目に契約満了となります。
24ヵ月目は契約更新月として違約金がかからず、25ヵ月目に突入すると再び2年間は違約金の発生する期間になってしまいます。
契約更新月は、BIGLOBE マイページにて確認する事ができますので、解約手続き前に一度確認してみる事をおすすめします。
解約タイミングによってルータ購入費用の残債が発生する
契約した際には無料だったルータですが、厳密には利用期間に応じて分割支払いをしている形になっています。
従って契約期間が短い場合、ルーターの分割支払いが終わっておらず、違約金とは別に残りの金額を一括請求されてしまいます。
BIGLOBE WiMAXの仕組みでは、ルーター代が毎月800円×24ヵ月として月額利用料の中に含まれており、プランによらず2年以内に解約すると残った金額を請求されてしまいますので注意してください。
ルータ購入料金の残債
契約期間 | 代金 |
契約から24カ月以内 | 800円×残月数 |
契約から25カ月目以降 | 0円 |
解約後のルーター処分は、利用者が行う
BIGLOBE WiMAXのルータは解約した際にルーター代が残っていたとしても、一括で支払って利用者の所有物となるため、ルーターのそのものも、内蔵されているUIMカード※1も返却する必要はありません。
BIGLOBE解約時のルーターの扱い
機器 | 返却の必要性 |
ルーター本体 | 不要(購入しているため) |
内蔵SIMカード |
手元に置いておくにしても別のWiMAX事業者で流用できるとも限りませんし、契約期間が長い場合はそもそも端末のスペックが古くなっており利用価値も相当に下がっている為、処分を検討するのが妥当でしょう。
ルータを処分する際はお住まいの自治体で扱いが異なりますので確認しておくと良いでしょう。
※1 UIMカード・・・SIMカードの機能が拡張されたもので、SIMカードの一種と考えて頂いて差し支えありません。USIMカードとも呼ばれています。
解約日が月初めでも日割り計算されない
例え解約が月初めであっても月額利用料は一カ月分として満額請求されます。
日割りはありません。
従って、解約の意思を伝えるのは月末近くが良いのですが、他のユーザーも同じタイミングを狙っていますので、月末ギリギリの場合は電話がつながらない可能性があります。
最大限利用して解約したい、という場合でも月末ギリギリではなく数日前など若干の余裕を持って手続きを進めましょう。
違約金を負担してくれるWiMAXサービスが登場
BIGLOBE WiMAXを解約を考えた際、必ずハードルとなるのが違約金の存在。
契約更新月を待って解約する事が最も費用負担の少ないものだと考えられてきましたが、ブロードワイマックスでは他社違約金を肩代わりしてくれるキャンペーンを打ち出しました。
コレ、結構すごいことになっています!
BIGLOBE WiMAXからブロードワイマックスに乗り換えれば、違約金負担はゼロにできる!
ブロードワイマックスでは、他社の違約金をユーザーの代わりに支払ってくれます。
違約金であれば満額を出してくれる、という事ではなく上限が19,000円までとなっています。
しかし、BIGLOBE WiMAXの違約金は最大でも19,000円ですので、実質的な違約金は完全ゼロということに。
これはかなり凄いことですね。
ブロードワイマックス乗り換えで、違約金の負担ゼロへ
契約期間 | 違約金(税別) | ユーザー負担 |
契約締結~23カ月以内 | 19,000円 | 0円 |
24カ月目 | 0円 | 0円 |
25カ月目以降 | 9,500円 | 0円 |
※肩代わりしてくれるのは違約金であり、初期費用やルーターの残債分は対象外です。
- 今使っているWiMAXに不満で乗り換えたい
- 契約満了を待たずに、「早く」乗り換えたい
- 節約のため、月額料金を最安値にしたい
- ルーターが古くなったから、最新ルーターにしたい
- 【お客様】WiMAX解約に伴い、違約金がいくら発生したか証明できる書類を用意、またはマイページのスクリーンショットを撮影
- 【お客様】ブロードワイマックス指定の方法(メールまたはFAXです)で資料を提出
- 【ブロードワイマックス】内容確認、振込先銀行口座の入力フォームをお客様に送信
- 【ブロードワイマックス】振込先銀行口座を登録
- 【ブロードワイマックス】申請受理の翌月末日に現金振り込み
- 【お客様】現金が入金されたことを確認
乗り換えると、実はBIGLOBEよりも安く使えます
ブロードワイマックスは月額料金が安いWiMAXとして有名です。
実は、BIGLOBEから普通にブロードワイマックスに乗り換えるだけで、こんなに安くなります。
料金比較表・3年プラン
BIGLOBE | ブロードワイマックス | |
初期費用 | 3,000円 | 3,000円 |
月額料金 | 4,380円 | 4,011円 |
3年間総支払 | 154,930円 | 130,941円 |
3年利用することになりますので、約2.4万円の差がでます。
これは、WiMAX月額料金の6カ月分程度に相当しますから、相当大きいですよ。
最新ルータに変更できる
経済的な面で非常にユーザーに寄り添ったキャンペーンを行っているブロードワイマックスですが、BIGLOBE WiMAXの契約期間が長ければ長いほどルータ自体のスペックにも違いが出てきます。
新旧ルータのスペック表
2016年 Speed Wi-Fi NEXT W02 | 2018年 Speed Wi-Fi NEXT W05 | |
下り最大速度 | 220Mbps | 758Mbps |
連続待受時間 | 約760分 | 約850分 |
本体サイズ (mm) |
121×59×11.1 | 130×55×12.6 |
重量 | 約119g | 約131g |
わずか2年でも、上記のようにルーターのスペックは飛躍的に向上します。
これまでの通信速度に不満を感じていた方にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
上記の表を見てもわかるように、最新ルーターは明らかに性能があがっています。
わずか2年でこれだけの性能差があるので、古いルーターを使われている方は、ルーターを変えるだけでかなり快適になりますね。
ルーターの速度が遅くてお悩みの方は、遅いポケットWi-Fiにさようなら!のページをご覧ください。いかに古いルーターの速度が遅いのかを明らかにしています。
BIGLOBE WiMAXの解約手順まとめ
- 違約金が発生するのかBIGLOBEマイページにて確認。
- 端末機器の残債がいくらになるのか確認。
- 日割り計算されないので月末付近の解約がお得。
- 解約は電話連絡のみ。受付時間が16:30までなので余裕を持って連絡を。
BIGLOBE WiMAXは解約手段が電話だけで限られており、違約金や残ったルーター代の一括払いという高いハードルがありますが、ブロードワイマックスではユーザーにとって足かせとなる部分を肩代わりしてくれる仕組みを採用しています。
月額料金を安くしたい、ルーターをこの際最新にしたい!という方に、おすすめです。
これを機にブロードワイマックスへお乗り換えしてみてはいかがでしょうか?