本記事では、2年契約できるWiFiサービスをご紹介します。
WiFiルーターの契約は、多くのサービスは3年契約となっています。
2年間の短期契約が出来る料金プランを設定していないサービスばかりです。
やっぱりできるだけ短い契約期間でないと嫌な場合は、契約期間が2年のサービスを選びましょう。
それではここから、2年契約ができるサービスをご紹介していきます!
目次
2年契約のWiFiサービスは3つだけ存在する
2023年時点では2年契約が出来るサービスは3社のみです。
サービス名1:どんなときもWiFi
2年契約が可能なWiFIサービスの中で、最も新しいサービスが「どんなときもWiFi」です。
ナオト
どんなときもWiFiの概要
サービス名 | どんなときもWiFi |
料金プラン名 | データ放題プラン |
月額料金 | 3,480円~ |
使用可能回線 | ドコモ、au、ソフトバンクのトリプルキャリア回線 |
決済方法 | クレジットカード、口座振替 |
次世代型クラウドSIMを搭載し、物理的なSIMカードがありません。
次世代型クラウドSIMのお陰で1台のWiFiルーターで使用できる回線が、日本国内の大手キャリア3社全ての回線を使用できることから、回線安定性が極めて高いことが特徴です。
また、海外にモバイルルーターを持っていけば、現地でそのまま使えるなど、利便性の高さも高い評価を得ています。
もう海外旅行の際に、モバイルルーターをレンタルする手間は不要ですね。
サービス名2:UQ WiMAX
WiFiサービスの中でも老舗のUQ WiMAXです。
一般的にWiMAXは3年契約なのですが、本家UQ WiMAXは2年契約も可能です。
UQ WiMAXの概要
サービス名 | UQ WiMAX |
料金プラン名 | UQ Flatツープラス(2年)プラン |
月額料金 | 4,380円 |
使用可能回線 | WiMAX、au LTE回線(有料オプション) |
決済方法 | クレジットカード、口座振替 |
WiMAXは、大手キャリアの4G LTE回線と比較して高速通信できる点がメリットです。
4G LTE回線も使えますのでエリアに関しても大きな問題はありません。
しかし、UQ WiMAXは、”WiMAXプロバイダーの中でも一番料金が高いことが最大のデメリット”です。
もし、WiMAXを最有力候補として考えているのであれば、3年契約になりますが「ブロードワイマックス」の方が圧倒的にコスパが良いのでおすすめです。
サービス名3:ネクストモバイル
ネクストモバイルの概要
サービス名 | ネクストモバイル |
料金プラン名 | 30GBプラン |
月額料金 | 3,490円 |
使用可能回線 | ソフトバンク回線 |
決済方法 | クレジットカード、口座振替 |
ネクストモバイルは、容量上限設定のあるWiFiサービスです。
ですので、ライトユーザー向けのサービスと言えます。
料金プランは、容量に応じて異なり20GB、30GBを選ぶことができます。
例えば、30GBプランを契約した場合は、1ヶ月間に30GBまで使用可能。データ容量を使い切ると、月が替わるまで速度制限がかかったままになり、実質使い物になりません。
動画を頻繁に見る場合は、先ほどご紹介した「どんなときもWiFi」か「UQ WiMAX」の方が適していますね。
格安SIMのデータSIMは、ルーターを自分で購入する必要があるのでおすすめできない
- SIMフリールーターを持っていない場合、別途購入が必要
- SIMフリールーターを持っていても通信規格が合わない時がある
- SIMフリールーターは2〜3年すれば古くなり、また買い替えが発生する(コストがかかる)
- 格安SIMのプランによっては通信速度が超低速のプランもあり、初心者には選び方が難しい
WiFiルーターを短期で利用したい場合、格安SIMを契約する方法があります。
しかし、上記の理由によりおすすめできません。
ナオト
しかし、使い勝手、コスト面、速度面で微妙。安いだけのことはある、というのが正直な感想です。
料金面でも速度面でも既に挙げた3社に劣るデータSIMも多いので、いくら短期契約をしたいからといっても格安MVNOサービスを選ぶ必要は薄いと言えます。
以下は、僕が実際試した際のことを記録した記事ですので、興味があればご覧ください。
2年契約ができるWiFiサービスを徹底比較!
それでは実際に2年契約のWiFiサービスを契約する場合、どのサービスを選ぶべきか?
ここからは、月額料金、速度制限の条件、使用できる回線数等で比較してみたいと思います。
- どんなときもWiFi
- UQ WIMAX
- ネクストモバイル
月額料金は「どんなときもWiFi」が最安値!
どんなときもWiFiの月額料金が、最も安いです。
ネクストモバイルの30GBプランと比較すると10円しか違いはありません。
どんなときもWiFiは月間のデータ容量に制限がないのに対し、ネクストモバイルは30GBのデータ容量に制限があるという違いがあります。
2年契約可能なサービス別月額料金比較表
サービス名/料金プラン名 | 月額料金 |
どんなときもWiFi データ放題プラン |
3,480円 |
UQ WiMAX UQ Flatツープラス(2年) |
4,380円 |
ネクストモバイル 30GBプラン |
3,490円 |
速度制限の条件も「どんなときもWiFi」が一番ゆる〜い
インターネットのヘビーユーザーだったり、WiFiを固定回線の代替として利用するなら速度制限は気になるところかと思います。
結論から言うと、どんなときもWiFiが一番条件がゆるいでのでおすすめです。
速度制限条件比較表
サービス名 | 速度制限条件 |
どんなときもWiFi |
|
UQ WiMAX | 3日間で10GB以上利用した時 |
ネクストモバイル | 1ヶ月間で30GB以上利用した時 ※30GBプラン時 |
UQ WiMAXは、3日間で10GBはそう滅多に超えることはないと思いますが、一部のヘビーユーザーにとってはこの10GBすらも少ないと感じるはずです。
ネクストモバイルは、条件が厳しく1日当たり1GBしか使えない計算になるので、かなり節約しながら使わざるをえず、更にネクストモバイルはデータ容量を使い切った際には月が替わる以外に速度制限を解除する方法がありません。
基本、ネクストモバイルはたくさん使う人には向かないサービスなので、動画を見たり、ネットする時間がないのなら候補から除外した方が良いでしょう。
速度制限の条件が緩いのはどんなときもWiFiです。
固定回線の代替、ガッツリWiFiを使いたいなら、どんなときもWiFiがおすすめです。
通信の安定性が高いのは、「どんなときもWiFI」
最新サービスだから当たり前にハイスペックな「どんなときもWiFI」ですが、通信の安定性においても「どんなときもWiFi」が一番安定しているといって良いかと思います。
まず、基本は「ドコモ・au・ソフトバンク」という携帯会社の電波を使っているので、めちゃめちゃよく繋がります。
そして「どんなときもWiFi」のスゴイところは、緊急事態の際に、もしどこか1社の回線が早々にダウンしても、他の会社の回線に繋ぎ変えて、自動的に通信できるようにしてしまうところです。
やはり、日本を代表するドコモ・au・ソフトバンク回線に対応している点は、国内最強の電波を持っていると言っても過言ではないかと思います。
2年契約可能なサービス別使用可能回線数一覧
サービス名 | 使用可能回線 | 使用可能回線数 |
どんなときもWiFi | ドコモ、au、ソフトバンク回線 | 3 |
UQ WiMAX | WiMAX、au回線 | 2 |
ネクストモバイル | ソフトバンク回線 | 1 |
どんなときもWiFiは2年契約の中でもメリットが多いサービス
- 月額料金はどんなときもWiFiが一番安い
- 速度制限の条件はどんなときもWiFiが一番緩い
- トリプルキャリア回線が利用できるので通信の安定性もどんなときもWiFiが優れている
2年契約が可能なサービス3社を比較すると、どんなときもWiFiのメリットは上記のようになります。
特に月額料金の安さや速度制限の緩さは、ユーザーが求める大きな部分ですのでこの2点を重視するユーザーには「どんなときもWiFi」がおすすめです。
もちろん通信の安定性を求めるために、「どんなときもWiFi」を選ぶ選択肢も充分アリ。
WiMAXの電波が不安定な状況で2年契約を希望するなら、どんなときもWiFiを選ぶと良いでしょう。
結論:2年契約のWiFiは「どんなときもWiFi」がおすすめ
2年契約が可能なサービス3社を月額料金や速度制限の条件、通信の安定性で比較した結果、最もおすすめのサービスは「どんなときもWiFi」という結果になりました。
2年契約のWiFiは年月を経る毎にサービス数も対応するプランも少なくなっているのが現状です。
通信会社の本音を言えば、2年契約ではほとんど利益でないので今頑張って提供しているとも言えるので、もし2年契約を希望している場合は、早めに契約するのがおすすめです。