国内大手の携帯電話会社・ソフトバンクは、2018年9月6日から新プラン「ウルトラギガモンスター+」の提供を開始しました。
これまでにも50GBの大容量プランは提供されていましたが、今回のウルトラギガモンスター+からは、動画・SNSコンテンツの「カウントフリー」を加えての新登場です。
スマホユーザーを常に悩ませている容量問題ですが、ウルトラギガモンスター+は大容量50GBにカウントフリーの大ボリュームで、「ユーザーに満足な環境を提供できる」とソフトバンクは自信をもって世に送り出しました。
今回は、実際にウルトラギガモンスター+を利用しているユーザーの声を拾い、本当に50GBが満足できる内容なのかどうかを調査結果とあわせて考察します。
目次
ウルトラギガモンスター+の容量が足りない!8割は満足も、2割は不満
ソフトバンクでは、ウルトラギガモンスター+が登場する以前にも、50GBの大容量プラン「ウルトラギガモンスター」を提供していました。
当時のウルトラギガモンスターの利用状況について、一般から学生や教職者を対象とした「学割先生キャンペーン」の発表の場において、ソフトバンク公式はユーザー満足度を公表しました。
ウルトラギガモンスターを契約しているユーザーのうち、88%が50GBの大容量に満足しているとの回答が出され、実際に50GBが満足度の高い数字であることを証明したのです。
その後継となるウルトラギガモンスター+では、さらにカウントフリーを加えて、より高い満足度を目指したデータ定額プランとして登場しました。
ここで気になるのが、「8割満足しているうちの2割が不満を抱えている」ユーザーです。
2割のユーザーにとって、50GBの容量のなにが不満なのか気になります。
現在のウルトラギガモンスター+を契約しているユーザーにとって、本当に満足できるものかをネット上の声から調査してみました。
ヘビーユーザーには50GBでも足りない!
ウルトラギガモンスター+に対して、不満を持つ人の声をみていきます。
- 月額料金が高いわりに50GBではちっとも足りない
- 1週間で10GB以上は使うから50GBでは少ない
- 50GB以降の追加データでさらにお金がかかる
- 容量を繰り越せないから全然お得じゃない
- スマホ依存の自分には100GBでも足りないと思う
- 4Gでも高画質動画を見続けたら足りないのに5Gになったらどうする?
- 20GBでは足りず50GBでは余るし中途半端
ウルトラギガモンスター時代から月額料金が高いとの声が高く、月額料金分の費用対効果について疑問視してる人は多かったです。
そして、今回のウルトラギガモンスター+についても、その点は変わらなかったようです。
日本国内のインターネットユーザーは、約8割がスマホを利用している統計が出ています。
50GBはスマホ利用者のなかでも、頻繁にコンテンツを閲覧・視聴している「ヘビーユーザー」を対象にしたデータ定額プランです。
にもかかわらず、ヘビーユーザーの大半からは「足りない」という不満の声が上がっており、ソフトバンクの狙ったニーズに沿わない結果となってしまっています。
現在の動画コンテンツはHD最高画質や4K放送など、大容量を必要とするコンテンツが急増しています。
容量がいくらあっても足りるものではなく、標準画質のように連続視聴には向いていないことも原因です。
さらに、ウルトラギガモンスター+は余った容量の翌月以降の繰り越しができません。
ライトユーザーからは高い月額料金に不満をもたれ、狙っているはずのヘビーユーザーからは月額料金と容量のどちらも中途半端といわれてしまっています。
ウルトラギガモンスター+の月額料金は高い!普通に光回線以上に高かった
満足派にも不満派にも不評を買っている月額料金には、どの程度費用がかかるのかをご説明します。
これほど不満が出るにはそれだけの原因があるのです。
ウルトラギガモンスター+にかかる初期費用・月額料金
ウルトラギガモンスター+の初期費用
事務手数料 | 3,000円 |
ソフトバンクと契約した時に発生する手数料です。
携帯電話も購入する人には、別途で携帯端末代金も発生します。
ウルトラギガモンスター+の月額料金
月額料金 | 概要 | |
データ定額50GB | 5,980円 | 毎月使い切りの繰越不可 |
通話基本プラン2年契約 | 1,500円 | 2年ごとの自動更新契約 |
通話基本プラン2年契約(フリープラン) | 1,800円 | 2年目以降は契約解除料が発生しない |
2年契約なし | 4,200円 | いつ解約しても契約解除料が発生しない |
ソフトバンクの携帯電話には、「データ定額」と契約期間で分けられた「通話基本プラン」との契約がセットとなります。
格安SIMのようにデータ定額のみの契約はできないので、ウルトラギガモンスター+を契約するには、データ定額と通話基本プランいずれかの契約が必須です。
ウルトラギガモンスターの旧月額料金
月額料金 | |
データ定額50GB | 7,000円 |
ちなみに、旧ウルトラギガモンスターは月額料金7,000円とさらに高く、ウルトラギガモンスター+は事実上の値下げがされた料金設定です。
カウントフリーも付属して、使いやすくしているはずなのに不満が出ているのが、ユーザーの費用対効果を満足させていない証明になってしまっています。
通話定額オプションの種類
月額料金 | 無料通話時間 | |
通話定額オプション 準定額 | 500円 | 国内通話料1回ごと5分以内無料 |
通話定額オプション 定額 | 1,500円 | 国内通話料24時間無料 |
携帯電話の契約は、データ通信に必要な「データ定額」と携帯電話の通話に必要な「通話基本プラン」のセットが基本です。
この2種類の料金プランを加えたものが、「携帯電話の基本料金」になります。
さらに、通話料を無料にする2種類の「通話定額オプション」もあり、オプションを利用すればそれだけ月額料金が上乗せされます。
ウルトラギガモンスター+はデータ定額の月額料だけでも約6,000円かかります。
通話基本プランの契約と通話定額オプションも含めると、月額料金はさらに高くなります。
また、ウルトラギガモンスター+の容量は翌月への繰り越しができません。
50GBを超えて速度制限がかかった場合、解除には月をまたぐか以下の「追加データ」の購入が必要になります。
追加データ購入の利用料金
利用料金 | |
0.5GB | 550円 |
1GB | 1,000円 |
残った分のデータ容量は翌月にはすべて消滅し、翌月からはまた50GBからのスタートとなります。
使わない月があっても残しておくことができず、追加データに利用料がかかってしまう点もユーザーからの不満の一因にあげられます。
ウルトラギガモンスター+のテザリングには月額500円が必要です。
大容量をいかすために、費用が必要になってしてしまう点も不評を買ってしまっています。
ウルトラギガモンスター+は、月額料金の割に容量が少ない!
ウルトラギガモンスター+は多くのユーザーが満足しているサービスとされていますが、月額料金に対しての満足度は決して高いものではありません。
容量の割には月額料金が高いとする声が大半を占め、ヘビーユーザーからは月額料金と容量のどちらにも不満の声があがっています。
ライトユーザー向けというには月額料金が高く、ヘビーユーザーには月額料金も容量も中途半端と評価されています。
今後もデータ通信に容量を多く消費するコンテンツが増えることが予想されているため、結論をいえば現状のウルトラギガモンスター+はおすすめしがたいデータ定額プランです。
そこで、低価格で使い放題のブロードワイマックスを導入することをおすすめ!
そもそもインターネットを快適にするには、速度制限を避けるための容量のやりくりが不可欠になります。
限界がある以上、50GBでは足りない人にはウルトラギガモンスター+が使い放題のデータ定額プランとはいえません。
「スマホのインターネットを快適にしたいけど、月額料金も抑えたい」
そんな悩みをもつ人は、低価格で使い放題の「ブロードワイマックス」がおすすめです。
ブロードワイマックスとはどのようなサービスなのか、次以降から順次ご紹介していきます。
ブロードワイマックスは、月額2,726円からで月間容量使い放題!
ブロードワイマックスは、業界最安値と呼ばれる低価格での月額料金が人気のWiMAXのプロバイダです。
料金プランは、月間容量無制限の「ギガ放題プラン」と月間7GBの「ライトプラン」の2種類のみです。
使い放題で使うならギガ放題プランを選びます。
しかも、月額料金はどのプランでも2,726円から始めることができ、ウルトラギガモンスター+と比べても圧倒的にリーズナブル。
ギガ放題プランは、3日間の合計が10GBで速度制限がかかりますが、ライトユーザーが毎日使っても消費容量が10GBに至るのはまれです。
速度制限は制限がかかった翌日に解除されるため、この仕様を理解していれば、ヘビーユーザーが毎日使っても普段使いに支障が出る事態には陥りません。
また、ウルトラギガモンスター+の速度制限時は128Kbpsなのに対し、ブロードワイマックスは1Mbps(LTEモードは128Kbps)です。
1Mbpsの速度が出ていれば、YouTubeの標準画質は問題なく視聴できます。
もちろん、SNS、チャット、メール程度なら支障はないですね。翌日になれば通常速度に戻るので安心です。
たくさんネットをするのが自宅か外出先かでルーターを決めるとよい
ブロードワイマックスを使うには、WiMAX回線を受信するルーターが必要です。
WiMAXはWiFiのインターネット回線なので、光回線と違って自宅への導入工事の必要もありません。
WiMAXのルーターは持ち運びが可能な「モバイルルーター」と自宅専用の「ホームルーター」があり、どちらを選んでも初期費用と月額料金は同じです。
自分のライフスタイルにあわせて、好きなルーターを選んでよいのですが、僕のおすすめは自宅にブロードワイマックスのホームルーターを導入することですね。
これで自宅のwifiは常に無制限ですからね。家族で使ってもOKですし。
したので記事でご紹介しているホームルーターが、とても性能が良くていいですよ!
WEB申し込みならルーター無料!そして最短翌日配送
ブロードワイマックスを契約する際、使用するルーターを選びますが、ブロードワイマックス公式WEBサイトから申し込めばルーターは無料で提供されます。
本来は支払うはずの18,857円が不要となり、初期費用の負担が圧倒的に軽いのも特徴です。
申し込み後に送られてくるルーターは最短で翌日配送されるので、光回線のように利用開始までの期間を取られません。
スマホと同じで申し込みから利用開始までが早く、そのうえルーター代に費用がかからないのもブロードワイマックスの魅力です。
LTEオプション料1,004円がキャンペーンで無料
ブロードワイマックスのインターネット回線は、「WiMAX2+」と「au LTE」の2種類のWiFi回線を使用しています。
基本的にはWiMAX2+の回線を使用していますが、電波が届きにくいところではエリア範囲の広いau LTE回線に切り替えることで電波の受信をスムーズにします。
au LTEへの切り替えには有料の「LTEオプション」への加入が必要ですが、ブロードワイマックスでは新規申し込み特典でどなたでも月額無料で加入可能です。
他社のプロバイダではセット割やオプションの加入が必要なケースが多いですが、ブロードワイマックスでは無料の条件は特にありません。
数あるWiMAXのプロバイダのなかにあって、特典が多いのもブロードワイマックスならではのサービスです。
ブロードワイマックスとウルトラギガモンスター+の料金比較
ブロードワイマックスは、業界最安値の月額料金と新規特典の多さが魅力です。
ウルトラギガモンスター+と料金比較をすれば、ブロードワイマックスをおすすめする理由がハッキリと見えてきます。
初期費用から月額料金までを比較した表をご確認ください。
ブロードワイマックスとウルトラギガモンスター+の初期費用比較
事務手数料 | |
ブロードワイマックス | 3,000円 |
ウルトラギガモンスター+ | 3,000円 |
初期費用は両社とも同じですが、本当に比較するべきポイントは月額料金です。
次は、ギガ放題プランとウルトラギガモンスター+の2年契約で比較してみましょう。
ブロードワイマックスとウルトラギガモンスター+の月額料金比較
月額料金 | 1年間総額 | 3年間総額 | |
ギガ放題プラン(月間無制限) | 2,726円~ | 39,562円 | 124,615円 |
ウルトラギガモンスター+ | 7,480円 | 89,760円 | 179,520円 |
ギガ放題プランとウルトラギガモンスター+の2年契約では、2倍以上も金額に開きがあります。
ギガ放題プランは3年契約ですが、3年総額でもウルトラギガモンスター+の2年総額より55,000円以上もお得なのです。
ウルトラギガモンスター+に通話定額オプションやテザリング料をつけた場合、総額の差はさらに広がります。
ここまで明確に料金差が出るのも、ブロードワイマックスが低価格が提供しているからこそです。
ブロードワイマックスの方が、断然メリットがある!
ウルトラギガモンスター+は、月額料金が高すぎます。
同じ通信ができるならブロードワイマックスがおすすめです。
場所を選ばない使い勝手の良さがスマホユーザーにとって最重要ポイントですが、月額料金と容量の上限は常に死活問題として頭を悩ませています。
その点、コスパ・利便性に富み、どんなユーザーにも楽しめるブロードワイマックスはまさに理想的です。
容量に上限があり、月額料金の高いウルトラギガモンスター+より、
「ミニモンスター」+「ブロードワイマックス」の組み合わせがソフトバンクユーザーにはベストな選択になるでしょう。
普段使いから家族で使うインターネットにブロードワイマックスは安くて便利!
ソフトバンクの新データ定額・ウルトラギガモンスター+は、スマホユーザーのニーズを満たす料金プランとして登場しました。
普段のインターネットを快適にする料金プランとして登場しましたが、一見高い満足度にはユーザーの声から妥協している様子が散見されています。
スマホ代は基本料金だけでなく、通話料とオプション料も含めて積み重なっていくものです。
データ容量も月額料金もどちらも気になる人にこそ、月間無制限で業界最安値クラスのブロードワイマックスをぜひともおすすめしたいのです。
その点、ブロードワイマックスは基本料金固定で不要なオプション料もなく、スマホ代を抑えて経済的な運用が可能です。
なにより、ひとり用から家族全員で使っても、容量に余裕があるのが月間無制限で使い放題の強みです。
用途が自宅でも外出先でも自分のライフスタイルでルーターを選べて、家族全員でも使えるコスパと利便性の高さがブロードワイマックスの魅力です。
普段の生活にインターネットが欠かせない方は、ぜひブロードワイマックスの導入を検討してみてください。