本記事では、WiMAXでスプラトゥーン2はできるのか、気になるラグや通信容量を徹底解説します。
スプラトゥーン2はNintendo Switchを代表するソフトなので任天堂もステージやブキ、ギアの更新に力を入れており、頻繁に追加アップデートをしています。
つい時間を忘れて連戦してしまうゲームですが、WiMAXにしようと考えている人にとってはバトル中のラグや長時間プレイによる通信容量が気になるのではないでしょうか。
そこで、本当にWiMAXでスプラトゥーン2が遊べるのか、世間の評判や注意点を交えて詳しくお伝えしていきます。
目次
WiMAXでも快適にスプラトゥーン2が遊べます
WiMAXはワイモバイルやドコモのポケットWi-Fiと比べてラグも少なく、何より月間の通信容量が無制限ですので、WiMAXならいくらでもスプラトゥーン2がプレイできます。
TVモードで遊ぶのはもちろん、switch本体を携帯して外でプレイしたい時でもWiMAXルータがあればすぐに対戦できます。
実際に遊んでいる人たちの口コミ
実際にWiMAXでスプラトゥーン2を遊んでいる人の評判をいくつかご紹介します。
WiMAXめちゃ快適、、どこでもスプラできる、、職場のトイレとかでもスプラできr
— きなり (@kinakoomusubi) March 21, 2018
スプラトゥーン2のナワバリなら1試合が3分と短いので本当にちょっとした時間でどこでも遊べるのが魅力です。
上記の方のように仕事の休憩中にナワバリ1回やってから!というのも良い気分転換になってよいのではないでしょうか。
そんな時に便利なのはどこでも繋がってくれるWiMAXです。
https://twitter.com/sagawa_pokita/status/926782713826131970
https://twitter.com/Ryutaros_DEN_O/status/988563354619756544
固定回線よりもWiMAXの方が安定している方までいます。
集合住宅だと固定回線は住民全員で共有する事になるので、ゴールデンタイムには回線が混雑して速度が落ちてしまう事も珍しくありません。
酷いときには接続が切れる場合もあります。
回線が混雑する時間帯でも影響が最小限で安心して遊べるのもWiMAXの嬉しい利点です。
昨日初めてスマホのデザリング試した。
そんで天気悪い中、今試してもこれだけ出てるって今使ってるWiMAXほんとしょぼい。
WiMAXの方は特に夜8時頃が酷くて上りが1mbpsもでなくてスプラだと回線落ちしちゃう。
#NintendoSwitch pic.twitter.com/41eVvrvB5N— ブライト (@bright822xgame) May 23, 2018
一方で上記の方のように他の回線よりもWiMAXの方が速度が出ないという事もあり得ます。
スマホのテザリングができてWiMAXが1Mbpsも出ないという事は、WiMAXのアンテナから遠い場所でお使いになっている可能性が高いです。
時間帯によらず電波が弱い場所ではこのように著しく速度が低下してしまう事もあり得ます。
ある回線では速度が出てWiMAXは出ないという場合は、有線接続やルータの置き場所を意識すると改善する可能性もあります。
https://twitter.com/kiri_splatoon/status/847190633018085376
上記の方のコメントで注目したい点が「Pingは30」という部分です。
Pingとは通信を相手に送ってから帰ってくるまでの応答時間の事です。
この数値が低ければ低いほどゲームではラグや遅延が起きません。
30ミリ秒(=0.03秒=30ms)であれば体感できる人はほぼいませんので、問題なくプレイできる事がわかります。
WiMAXでもスプラトゥーン2が快適に遊べる理由
モバイル通信サービスはネット対戦型のゲームに向かないと言われてきましたが、実際の口コミの通りWiMAXでも快適にスプラトゥーン2で遊べます。
理由として、WiMAXはワイモバイルやドコモのポケットWi-Fiよりも、無線に特化した技術を使っていたり、使える通信容量が多く設定されていて総合的なサービス設計が優れている為です。
WiMAXならラグや遅延をほぼ感じない
これまでのモバイル通信サービスでは100msを超える事も珍しくありませんでしたが、WiMAXならどこでも安定した通信が可能です。
スプラトゥーン2はネット対戦型のゲームですので、入力反応が悪いと撃ち負けてストレスになりますが通信速度が1MbpsあってPingも50ms以下あれば十分快適にを遊べます。
51~75msになると敏感な人だとボタンが効かないと感じる事が出てきますが、ゲームプレイに支障が出るほどではありません。
回線別のPing値の目安
ping |
該当する回線 | スプラトゥーン2での影響 |
1~10ms | 光回線 | 非常に快適にプレイ可能 |
11~50ms | WiMAX(ホームタイプ) | 非常に快適にプレイ可能 |
51~80ms | WiMAX(モバイルタイプ) | 快適にプレイ可能 |
81~100ms | 一般的なモバイル通信 | プレイ可能 |
100~150ms | 一般的なモバイル通信 | 撃てない、動けない事がある |
151ms~ | 一般的なモバイル通信 | まともにプレイできない |
注意点として、スプラトゥーン2ではいくら通信品質が良くても対戦相手の通信環境によっては「いくら撃っても相手が死なない!」「瞬間移動してる!」と感じる事があります。
これはスプラトゥーン2がサーバー型のゲームではなく、P2Pという方式を取っている為に起こります。
公式が用意した専用サーバならラグや遅延はほぼプレイしている側の環境が悪いといえるのですが、P2P方式だとホストになった人の通信環境に依存します。
もし海外の方やADSLなどで遊んでいる方がホストになれば、ラグを感じやすくなりますが、ご自身の環境が悪いという事ではありませんので安心してください。
WiMAXなら容量を気にする必要がない
WiMAXは、月間の通信容量に上限を設けておらず無制限に利用できます。
ワイモバイルやドコモのポケットWi-Fiは、月間容量が7GBまでとなっており、上限を超えると通信速度が128kbpsにまで制限されるので翌月まで使い物にならなくなります。
WiMAXでも3日間という短期間で10GB以上の容量を使うと一時的に翌日の夜間だけ速度が制限されますが、制限されても1Mbpsで利用できます。
1Mbpsあればかろうじてスプラトゥーン2で遊べる速度です。
自動マッチングだと相手との物理的な距離が大きく影響するので、制限後はプライベートマッチか先日追加されたオクト・エキスパンションやヒーローモードなどソロで遊ぶ事をお勧めします。
サービス別の容量の違い
WiMAX | ワイモバイル | ドコモ | |
月間通信容量 | 無制限! | 7GB | 7GB |
速度制限の条件 | 3日で10GB以上 | 1カ月7GB | 1カ月7GB |
制限後の速度 | 1Mbps | 128kbps | 128kbps |
速度制限期間 | 翌日18:00~2:00 | 翌月1日まで | 翌月1日まで |
そもそも、WiMAXは3日で10GBと大容量なのでスプラトゥーン2が理由で制限される事はまず考えらません。
ナワバリの自動マッチングからリザルトが出るまで1試合約4、5分程度で終わります。
1試合で使う容量は10~20MBですので、1時間休みなく12試合プレイすると約120MB~240MB程の容量を使います。
10GBというのは3日で500試合、時間にして約41時間プレイしてようやく届く容量です。
PCやタブレットで動画を流しながらプレイするともう少し減りますが、普通に遊ぶ分には容量を全く気にしなくても大丈夫です。
ただし注意点として、スプラトゥーン2はアップデートが頻繁に配信されています。
ひとつひとつのアップテートにかかる容量もかなりボリュームが多いので、しばらく遊んでいなくて複数のアップデートを同じ日に実施してしまうと数GBを一気に消費してしまいます。
スイッチのメモリ容量が無くなってスプラ2のアップデートができない事件が発生したので即急に買いに行かねば
— サイン(silence0405)@マリギャラゆっくり実況 (@_silence0405) April 26, 2018
スプラ2のアップデート、結構容量でかいのかね…30分くらいDLしっぱなしなんだけど
— ねりじん@煉人 (@NeriJin_Fairya) August 23, 2017
ちょっと待てスプラ2のアプデ容量でかすぎてデータ量ゴッソリ持ってかれる予感
— たつき (@1TTK2) May 19, 2018
御覧のようにアップデートの度にTwitterでも話題になっています。
具体的なファイルサイズは毎回容量が大きいからか任天堂から発表されていませんが、1~2GB程度は余裕を見ておく事をお勧めします。
初めてプレイする方も初回ダウンロードはかなりの容量が必要なので、本格的に遊び始める1,2日前にダウンロードだけして通信容量の分散をすると良いでしょう。
スプラトゥーン2で必要な通信容量(プレイ時・アップデート時)
容量 | 配信日 | ||
通常プレイ | 1プレイあたり | 10MB~20MB | – |
1時間あたり | 約300MB | – | |
過去のアップデート | Ver.3.1.0 | 非公開 | 2018年6月14日 |
Ver.3.0.1 | 非公開 | 2018年5月9日 | |
Ver.3.0.0 | 非公開 | 2018年4月25日 | |
初回ダウンロード | 約5.5GB | 2017年7月21日 |
無線の通信サービスで最も安定しているのはWiMAX
WiMAXでは通信容量が無制限ですが、WiMAX以外のモバイル通信サービスは月7GBまでです。
スプラトゥーン2のように月1という頻度でしかも大容量のアップデートが行われるゲームでは月間の通信容量に上限があるような通信サービスは向いていません。
ソフト本体をダウンロードしただけでほぼ使い切ってしまいます。
また、基地局との距離や建物など周辺環境によって左右されますが、WiMAXは別のモバイル通信より早くエリア拡大をしており、設備の増強を行っています。
つまりモバイルルータであっても幅広い地域で電波をキャッチしてくれるので安定感が抜群です。
わずかなラグも感じたくないという人はホームルータにするという選択肢もあるので、利用料を抑えてオンラインゲームしたい方にとってWiMAXが非常にお勧めです。
以下は、WiMAXで一番人気のホームルーターです。
WiMAXでスプラトゥーン2をより快適に遊ぶ方法
スプラトゥーン2はWiMAXでも十分快適に遊べますが、モバイル通信サービスという特性上、場所によってはラグや遅延が起きる可能性もあります。
ここからはWiMAXでスプラトゥーン2をより快適にプレイする為に抑えておきたい事についてご紹介します。
Ping値が安定した場所でプレイしよう!
携帯モードでswitchを持ち運ぶ時もモバイルルータがあれば、どこでもスプラトゥーン2が遊べますが場所によってはpingが落ちて、遅延を感じやすくなる場所があります。
不安定な場所だとマッチングもうまくいきませんし、試合に悪影響が出ますので以下の場所を避けると良いでしょう。
- 電車、新幹線の移動中
- 地下鉄内
- 高層ビルの30階以上
モバイル通信ではネット接続中に移動すると基地局から基地局への切り替えが発生します。
切り替えはハンドオーバーという技術によって一瞬で終わるのですが電車や新幹線などで高速移動しながらだと何度も切り替えが生じるので連続した通信には向きません。
電車内でスマホアプリを遊ぶ際、接続がスムーズにいかない事があるのはこのためです。
また、地下鉄内は地上で吹いている電波が届かなかったり、高層ビルの30階以上だと電波が弱くなるのでスプラトゥーン2のような対戦型のゲームには不向きです。
なるべく移動中にプレイするのは避けると良いでしょう。
常に安定させるにはホームルータに有線で接続しよう!
WiMAXには持ち運びできるモバイルタイプだけではなく、固定回線の代わりとしてホームルータも選べます。
モバイルルータは電波の強弱や建物などの周辺環境によって品質が変わりますが、ホームルータだと周囲の環境から受ける影響を最小限にできます。
また、LANへの変換アダプタを使ってswitchのドッグとホームルータを有線接続すると更に安定感が増します。
以下は、WiMAXで一番人気のホームルーターです。
22:30頃 WiMAX 2+ L01 Ping 34ms Down 17.40Mbps Up 4.47Mbps pic.twitter.com/8VHpZyur7m
— Jun Shimada (@shimajiro) October 13, 2017
上記の方の場合、一世代前のL01というホームルータですが、22:30という混みあう時間帯にも関わらず、モバイルルータと比べて約20ms~30ms早くなり、固定回線にも匹敵するほど安定しています。
外出先でプレイする事がなく、自宅のネット環境を固定回線より安く作りたいという方にはホームルータがお勧めです。
モバイルルータでもラグを減らしてみよう!
モバイルルータであっても、いくつかの方法でpingを改善できます。
ラグを軽減させる為に大事な事はルータにしっかり電波をキャッチしてもらい、キャッチした電波をしっかりswitch本体に届けてあげる事です。
- 電波をキャッチしやすい環境を作る
- 電波の品質を維持したままswitch本体に届ける
電波をキャッチしやすい環境を作ろう!
基地局から出力される電波は障害物に弱いので、壁や窓にぶつかって弱くならないように、窓を開けてルータを外に近い場所に置くと安定します。
また、アンテナに近い高さが一番電波をキャッチしやすくなりますのでルータを置く高さも一つのポイントです。
しかし、switch本体と離れればそれだけ電波が弱くなるので別の部屋や屋上などにモバイルルータを置かないように注意してください。
高さよりも重要視したいのはWiMAXルータと別の通信機器、家電製品との距離です。
電波は干渉しあう事が多いため、それぞれの端末を遠ざける事も対策の一つです。
電波の品質を維持したままswitch本体に届けよう!
キャッチした後も電波の品質が落ちると一気に速度と安定感が失われます。
WiMAXルータの専用クレードルにはLANケーブルの端子が初めからついています。
switch側は変換アダプタを使ってUSB端子からLAN端子に変える必要がありますが、お互いを有線接続すると品質を維持したままプレイが可能です。
また、ルータが電波をキャッチする前と同様、電波をキャッチして通信信号に変換された後も家電製品や別の通信機器から影響を受けます。
通信信号が劣化すると安定感が大きく失われますので他の電化製品や精密機器と距離を置いて品質を維持できるようにしましょう。
特に電子レンジは通信機器の信号に強く干渉するので近くでのプレイは避けておくと無難です。
WiMAXルータでラグを減らす対策一覧
対策内容 | 期待できる効果 | |
電波の受信感度向上 | 信号品質の維持 | |
ルータを外に近い場所に置く | 〇 | – |
ルータを窓を開ける | ||
ルータを高い場所に置く | ||
ルータを別の通信機器から遠ざける | 〇 | 〇 |
ルータを家電製品から遠ざける | ||
switch⇔クレードルを有線接続する | – | 〇 |
WiMAXでスプラトゥーン2を遊ぶならブロードワイマックスがお勧め!
WiMAXで使われている基地局などのインフラはKDDIグループの設備を利用しているので、提供エリアや通信品質はどのWiMAXプロバイダを選んでも同じです。
違う部分は利用料金やキャンペーンの内容なので、せっかくWiMAXを利用するなら一番お得なプロバイダを選びたいところです。
ここでは数あるプロバイダの中でも最も利用料が安く、長期利用者でもお得に利用できるブロードワイマックスをお勧めします。
ブロードワイマックスなら料金が安い!
たくさんあるWiMAXプロバイダの中でも、ブロードワイマックスは月額利用料をかなり抑えた料金設定で勝負しています。
ここではWiMAXの提供元であるUQ WiMAXと比較してみます。
UQ WiMAXでは割引期間でもかなり高額の設定をしており、1年間で1万円以上もの差があります。
月々の通信料を安く抑えたい方はブロードワイマックスがお勧めです。
ブロードワイマックス vs UQ WiMAX料金比較
ブロードワイマックス | UQ WiMAX | 両社の差額 | |
1~2カ月目 | 2,726円 | 3,696円 | 970円 |
3~24カ月目 | 3,411円 | 4,380円 | 969円 |
25カ月目以降 | 4,011円 | 369円 | |
1年間総費用 | 42,562円 | 54,192円 | 11,630円 |
2年間総費用 | 83,494円 | 106,752円 | 23,258円 |
3年間総費用 | 131,626円 | 159,312円 | 27,686円 |
20カ月利用すると最新端末に無料で機種変更できる!
WiMAXで使用するルータは1年程度で新しい最新機種が発売されます。
ほとんどのプロバイダでは最新機種に更新したい場合、買い直しが必要となり余計な事務手数料や端末代が必要です。
しかし、ブロードワイマックスでは20カ月以上の利用者に対して、無料で最新端末をプレゼントしています。
通信サービスを頻繁に変更するのは手間や労力がかかりますので、安く使い続ける事できるブロードワイマックスがお勧めです。
最新端末に機種変更する際の費用負担
機種変更条件 | 事務手数料 | 違約金 | 端末代 | |
ブロードワイマックス | 継続利用20カ月 | 無料 | なし | 無料 |
A社 | 手数料+端末代負担 | 3,000円 | なし | 2万~4万 |
B社 | 解約+再契約 | 3,000円 | 約1~2万円 | 無料 |
WiMAXでスプラトゥーン2を遊ぶ際のまとめ
WiMAXでスプラトゥーン2を遊ぶ際に気になるポイントをまとめると以下の通りです。
- 実際に多くの方がストレスなく遊んでいる
- WiMAXならプレイ中でも遅延をほぼ感じない
- WiMAXなら容量を気にせずプレイできる
- ホームルータなら固定回線並みに安定する
これまでは通信品質に難があるとしてモバイル回線でのゲームは敬遠されてきましたが、WiMAXでは固定回線に匹敵する速度と安定感があり、スプラトゥーン2も非常に快適にプレイできます。
また、ブロードワイマックスなら利用料金が安い上、月間容量が無制限なのでゲームだけに限らず、スマホやタブレットのデータ通信にも割り当てて通信費全体の負担を見直す事が可能です。
月々の全体的な通信費を抑えながら、スプラトゥーン2をプレイしたい方は月々の費用負担が軽くてルータも最新機種に無料で交換できるブロードワイマックスをお勧めします。