本記事では、タイ旅行におすすめのレンタルWiFiサービスをご紹介しています。
バンコク・チェンマイのWiFi事情も掲載していますのでぜひご覧ください。バンコクとチェンマイで使ったときの体験談をまとめてみました。
僕が今まで、海外でインターネットをする際は携帯会社の国際ローミングを使ってきました。
タイはフリーWiFiの環境が整っているとウワサでは聞いたことがありましたが、セキュリティや接続などに不安もありました。
そして以前使ったことのある国際ローミングは、請求額の高さにビックリしたので、今回はWiFiをレンタルにしようと思ったんです。
これからタイに行かれる方の参考になれば嬉しいです。
目次
タイで使ったWiFiレンタルはグローバルWiFi
バンコクとチェンマイに行ったときにレンタルしたのは、グローバルWiFiです。
今回レンタルするとき、迷いもなくグローバルWiFiを選びました。
なぜ、グローバルWiFiを選んだかはこれからご紹介しますね!
グローバルWiFiを選んだ理由
これまで様々なレンタルWiFiサービスを使ってきて、一番使いやすいのがグローバルWiFiだと感じたからです。
その理由は次の4つです。
- 他社と比較して料金が安かった
- 以前レンタルしたとき、バッテリーの持ちがよかった
- 料金プランが豊富
- 安いうえにポイントも貯まっておトク
それでは、それぞれについて詳しく説明していきますね。
他社と比較して料金が安かった
いちばん心を動かされたのが、料金設定です。
今までグローバルWiFiを使っていたとしても、都市によって料金が変わるため、その都度料金は確認しますが、タイでもやっぱり料金が安かったんです。
以前、僕がレンタルしたことのあるイモトのWiFiと比較してみましょう
【タイの1日あたりの料金】
グローバルWiFi | イモトのWiFi | |||
3G | 600MB | 1,170円 | 500MB | 1,544円 |
4G | 600MB | 1,370円 | 500MB | 2,144円 |
容量は同じタイプがないため、似た容量のプランで比較を出しました。
グローバルWiFiの方が100MBも多いのに、料金は安いですよね?
僕はバンコク・チェンマイともに1週間の滞在でしたが、1日で何百円も料金が違うと1週間だと大きな差になります。
また両社とも早割の設定がありますが、早割にもグローバルWiFiの方がおとくなんです。
イモトのWiFiは30日前の予約から早割がききますが、グローバルWiFiは最短で前日15:00までの予約で早割になります。
急な用事でも、これなら安心ですよね。
以前レンタルしたとき、バッテリーの持ちがよかった
何度かグローバルWiFiをレンタルおり、朝から夜まで出かけていてもバッテリーの持ちは十分。
切れることはなかったので、その点も考慮して今回もレンタルしました。
バンコク・チェンマイとも、やはりバッテリーの持ちはよかったです。
寝ている間に満充電すれば、途中で充電することもなく利用できました。
両都市とも、一度ホテルから出たら夜中まで帰りませんでしたが、ホテルに着いた頃に充電が心配になる感じでしたよ。
料金プランが豊富
グローバルWiFiは料金プランの数も多いという点でも良かったです。タイの料金プランは次の6種類ありました。
【タイの料金プラン】
3G | 4G |
300MB | 300MB |
600MB | 600MB |
– | 1.1GB |
– | 無制限 |
海外でいちばん使う機能はGoogle MAP。
いつも計画性を立てず、その日の気分で行きたい場所を決めるため「Google MAPをオフラインで使うためにダウンロード」をしたことがありません。
そのため300MBでは少ないと思い、いつも600MBを使っています。
自分の中では思いっきり使ってる感覚でしたが、600MBでも十分まかなえる範囲でした。
安いうえにポイントが貯まる
グローバルWiFiは安いだけでなく、ポイントも貯まります。
これはフォートラベルポイントというもので、会員登録が必要。
1度会員登録するとさまざまなシーンでポイントが貯まるので、おとくな会員サービスなんですよ。
- グローバルWIFのレンタル
- 国内外のホテル予約
- 国内の航空券購入
- 旅行記の投稿
- 口コミの投稿
WiFiレンタル以外でも、渡航したときの旅行記や口コミを書き込むだけでもポイントが貯まります。
会員登録は無料なので、グローバルWiFiをレンタルするならおすすめですね。
そして貯めたポイントは以下へ交換が可能なんです。
- 各航空会社へのマイル
- 楽天スーパーポイント
- amazonギフト券
ポイントの有効期限は、取得した翌年12月31日まで。
貯めたポイントは上記へ交換できるので、無駄なく使うことができます。
タイ・バンコクでの使用感(グローバルWiFi)
2018年7月にバンコクに行ったときの使用感をお伝えします。
この旅行はLCCを使って行ったため、ドンムアン空港に到着。そして宿泊はBTSアソーク駅周辺に泊まりました。
バンコク市内は問題なくサクサク使えた
バンコク市内は想像をはるかに超えて都会でした。
そのせいもあってか、WiFiは問題なく使え速度も全く心配ありませんでした。主要な場所はほとんど回りましたが、かなり快適でしたよ。
ピンクのガネーシャでも目立ったトラブルはなし
願い事が何倍ものスピードで叶うといわれているピンクのガネーシャ。
ここはどうしても行きたい場所でしたが、バンコク市内からはバスとテンソウを乗り換えて約2時間の場所にある田舎町。
正直、インターネットに関しては不安でしたが、そんな心配は無用でした。
道中の田舎道もWiFiは良好。
もちろん観光スポットとしても有名なピンクのガネーシャでも、日本と同じ感覚で使えました。
バンコクでWiFiをつないだときの用途
バンコクでWiFiを利用して使った用途は以下のとおりです。
- Google MAP(徒歩で歩くときに本当に重宝)
- 飲食店探し(和食が恋しくなった)
- ルート検索
- SNSの利用
僕は急に行きたい場所が変わったりするので、その都度調べるという形をとることが多いです。
あらかじめ保存しているデータも、現地では使わなかったということもしばしば。
SNSはYouTubeも見ましたが、快適に見れましたよ。
タイ・チェンマイでの使用感(グローバルWiFi)
北部最大の都市といっても、バンコクとは比べ物にならないほど田舎です。
おもな交通網はテンソウという乗り合いバス。
バンコクのように地下鉄やメトロはないし、交通量も少ない街です。
今まで訪れた海外の中でいちばん田舎だったので、正直WiFi環境は心配でした。
旧市街・新市街ともに快適な使い心地
僕は旧市街に宿泊しました。
ここは観光名所ということもあり、ホテルも数多く、外国人観光客がとても目立つ場所です。
観光都市のせいか、意外にもWiFiの使い心地はよかったです。
また旧市街とはガラッと雰囲気の違う、おしゃれな新市街ニマンヘミン通りにも行きました。
ここは近代的な建物が目立つ場所で、WiFiはもちろん良好。
何も心配することはなかったですね。
ワット・ドイステープだと電波が若干心配
反対に、チェンマイの最大の観光スポットにも挙げられるワット・ドイステープ。
ここはチェンマイ市内から約17㎞、さらに標高1,000m以上と小高い山にある寺院です。
途中、山道を上がっていくときはWiFiの電波が途切れることがありました。
またワット・ドイステープも山のため、電波は弱い印象を受けました。
チェンマイでWiFiをつないだときの用途
チェンマイもバンコクと似た利用用途ですね。
- Google MAP(徒歩がメインだったため)
- SNSの利用
- 飲食店探し(同じく和食屋)
とにかくよく歩いたチェンマイ。
常にGoogle MAPを開いてた印象があります。
SNSは動画をアップすると、速度が遅くなり時間はかかりましたが、無事アップすることもできました。
和食屋だけは、その日の気分で必ず探してしまいます。
その反面、現地の飲食店は雰囲気でいきなり入るんですけどね。
タイのWiFi事情
タイはノマドワーカーにも人気で、WiFiは問題なく使えるという印象がありますよね?
実際、バンコクもチェンマイもWiFiを完備している所も多く、フリーWiFiを目的としているのなら快適に使える都市でもあります。
ただ、簡単にWiFiが使えないのがタイのWiFi事情。
それでは、タイのWiFi事情についてくわしくみてみましょう。
タイは、フリーWiFiが充実
バンコク・チェンマイは、フリーWiFiが充実しているので旅行者にとっても便利な都市。
ノマドワーカーが多いのもわかる気がしますよね。
実際にフリーWiFiが提供されている場所は主に以下の4つです。
- 空港(スワンナプーム空港・ドンムアン空港・チェンマイ空港など)
- ショッピングモール(大型なら間違いなし)
- カフェ・レストランなどの飲食店
- ホテル
定番のカフェやホテル以外にも、ショッピングモールでもフリーWiFiが提供されています。
そしてカフェやコワーキングスペースも多いため、ノマド作業をされる方には居心地のいい場所だなという印象を受けました。
タイのFree Public WiFi
2011年に始まったタイの公共フリーWiFi。
官公庁や病院、学校で使えるのはもちろん、主要な観光地・ショッピングセンターや飲食店でも使える便利なWiFiです。
ただし、このFree Public WiFiは会員登録をしないと使えないというデメリットも。
英語表記で登録も少し面倒なので、利用方法をお伝えしておきます。
- 「ICT_FREE_WiFi」に接続
- 登録画面が開くので、名前・住所・電話番号・アドレス・パスポート番号を入力
- 登録完了
- ユーザーIDとパスワード発行
このほかにも、バンコクのサービスセンターでもパスワード発行をしてもらえます。
いずれもパスポート番号が必要ですが、これには意味があるんです。
タイの現地の人もFree Public WiFiは使えますが、その場合はID番号を入力。代わりに外国人はパスポート番号を入力するようになっています。
これは不正利用を防ぐ目的、さらにテロなどの国際犯罪も事前に防ぐために行われているんです。
さて無事パスワード発行が完了するとFree Public WiFiが使えますが、注意点もあるんですよ。
- 利用できる時間が決まっており2時間まで(1回の接続ごと)
- WiFiを終了するときはログアウトボタンを忘れない
- パスワードは6ヶ月の有効期限なので保管をしっかりしておく
つまり会員登録をすると半年は有効。
再度タイを訪れる機会がある方は、パスワードの保管をしっかりしておきましょう。
会員登録が必要なタイプが多い
Free Public WiFiも会員登録が必要でしたが、そのほかも会員登録を求められるフリーWiFiが多いのもタイの特徴かもしれませんね。
- 空港
- ショッピングモール(ターミナル21・サムアイパラゴンなど)
- チェーン店のカフェやレストラン
パスワードだけを入力して使えるところは少なく、会員登録するところが目立ちます。
入力する項目はFree Public WiFiと似ているところがほとんど。
その都度、会員登録するのは少し面倒ですね。
時間制限を設けているところが多い
会員登録をしてやっと自由に使えるようになりますが、それでも時間制限を設けているところが多いです。
おもなWiFiスポットを挙げてみました。
【時間制限を設けているおもなWiFiスポットと制限時間】
WiFIスポット | 制限時間 |
スワンナプーム空港 | 2時間 |
ドンムアン空港 | |
チェンマイ空港 | |
マクドナルド | 45分 |
スターバックス | 10時間 |
ターミナル21 | 2時間 |
サイアムパラゴン | 1時間 |
空港は、場所によってはWiFiがつながりにくいところも。ただし、つながれば快適な速度です。
またマクドナルドは会員登録はいりませんが、レシートに記載されているパスワードの制限時間が45分と短め。もっと使いたい場合は、再注文が必要ですね。
僕が驚いたのがスターバックス。別の国では1時間の制限時間だったのが、タイでは10時間も使える環境。
以前は有料だったんですが、無料化になったと同時にこの時間はすばらしいですね。
タイでフリーWiFiを使うのは、上記を見てもわかるように基本2時間制限と思っておくといいですよ。
まとめ:WiFi環境がすばらしいタイだけど、時間制限を考えればやっぱりWiFiレンタルしてよかった!
タイに行くとき、フリーWiFiだけで過ごそうかと考えましたが、時間制限は何かと不便で、さらに会員登録するのも躊躇しました。
なのでWiFiレンタルをして本当によかったです。
バンコクでもチェンマイでも、街中で不便を感じたことはまったくなかったので、WiFiレンタルも快適に使えましたよ。
フリーWiFiはセキュリティも心配なので、その点でもWiFiレンタルはおすすめ。
とくに実際に使ってみたグローバルWiFiに不満はなかったので、みなさんにもおすすめしたいレンタルです。