この記事では、ヤマダ電機 WiMAXの解約方法と注意点を詳しくご紹介致します。
また、違約金の負担をゼロにする方法についてもお伝えしていきます。
ヤマダ電機 WiMAXはその名の通り、大手家電量販店であるヤマダ電機がプロバイダとして展開しているWiMAXサービスです。
引っ越しなど家電を選ぶタイミングでヤマダ電機 WiMAXを契約する方も多いのですが、WiMAXプロバイダの中ではかなり月額利用料が高く、お得とは言い難い事が特徴です。
別のお得なプロバイダに乗り換えしたい場合、ヤマダ電機 WiMAXを解約する事になりますが公式サイトはかなり簡素な作りになっており、わかりづらく記載されています。
そこでここではヤマダ電機 WiMAXの解約方法や気を付けておきたいポイントについて詳しくご紹介していきます。
注:ヤマダ電機 WiMAXは、正確には『YAMADA Air Mobile WiMAX』という名称ですがここではヤマダ電機 WiMAXと表現しています。
ヤマダ電機 WiMAXの解約方法
ヤマダ電機 WiMAXの解約には二つの方法があり、「YAMADA Air Mobile WiMAXお客様サポートセンター」に連絡するか、WiMAXを取り扱っているヤマダ電機店頭に必要な書類を持参する事で解約が可能です。
WEBサイトでは解約できません。
YAMADA Air Mobile WiMAXお客様サポートセンターでの解約手続き
一つ目はヤマダ電機 WiMAX専用のお客様サポートセンターへ連絡する方法です。
ヤマダ電機の総合的なお客様サポートセンターとは連絡先が異なりますので、注意してください。
お客様サポートセンターには電話連絡またはメールフォームで連絡が可能ですが、解約の手続きは電話受付のみ対応しています。メールは確認のみと考えておきましょう。
なお、問い合わせの際には、本人確認がスムーズに行ってもらう為に「YA」または「BA」から始まる12桁の契約管理IDを準備する事をおすすめします。
YAMADA Air Mobile WiMAXお客様サポートセンター連絡方法
電話:0120-810-666
営業時間:10〜19時(土日祝可、携帯・PHS可)
ヤマダ電機店頭での解約手続き
二つ目はヤマダ電機の店頭で解約手続きを行う方法です。
店頭で解約手続きを行う場合は契約者本人が以下の三点を持参して行えます。
- 運転免許証、パスポートなどの本人確認書類
- 「YA」または「BA」から始まる契約管理IDの分かる書類(申込書の控えなど)
- ご契約中のWiMAXルーター
モバイルルータを利用していて、普段から持ち歩いているならば良いのですが、ホームルータの場合は取り外しと持ち運びが必要なので店頭解約だとやや不便です。
解約時にはヤマダ電機にルータを返却する必要はありません。
契約内容を確認する為に持参する必要があるのですが、ホームルータ端末をご利用の方は電話連絡する事をおすすめします。
ヤマダ電機 WiMAXを解約する前に注意すべき事
ヤマダ電機 WiMAXの解約は他社プロバイダとは違う点が多いです。
主に解約手続き後はすぐに回線が停止し料金も日割りになる事や、規約の更新で手続き手段が変わる可能性がある点です。
ここからはヤマダ電機特有のものと多くのWiMAXプロバイダと共通しているポイントを併せてご紹介していきます。
- 解約手続きの翌日に回線が停止する
- 契約期間内の解約には違約金が発生する
- ルーターは利用者側で処分する
- 解約月は日割り料金となる
解約手続きの翌日に回線が停止する。
多くのWiMAXプロバイダが解約月の末日まで利用できるのに対し、ヤマダ電機 WiMAXでは解約手続きの翌日に回線が停止し利用できなくなります。
月末区切りではないので、良い言い方をすれば利用者側で回線の停止タイミングが選べます。
悪く言えば回線停止させたい前日まで手続きを待たなければなりません。
例えば引っ越しをきっかけに解約する場合は、引っ越し日の前日や前々日に解約手続きをすると無駄なく利用できます。
しかし、荷造りなどで時間が取れない事が考えられますので解約処理を忘れないようにアラームをセットしておくなど対策が必要です。
解約月は日割り料金となる。
ヤマダ電機 WiMAXはWiMAXプロバイダの中では珍しく、解約月の月額利用料金を日割り計算しています。
解約手続きの翌日には回線が停止しますので、月初から解約日までが課金対象です。
また、グローバルIPアドレスオプションやWi-Fiオプションも月額基本料金と同様に日割り計算で請求されます。
契約期間内の解約には違約金が発生する。
ヤマダ電機 WiMAXを契約期間内に解約した場合、違約金が発生します。
後半でご紹介するブロードワイマックスに乗り換えると違約の負担額は大幅に減ります。これは利用者からするとお得でしかないので、活用するといいですね。
プランや利用年数によって変動はありますので、ご自身の契約内容が違約金がかかるのか、ヤマダ電機の会員ページで確認する事をおすすめします。
My YAMADAには契約管理IDと契約時に指定した暗証番号でログインできます。
暗証番号を忘れた場合はYAMADA Air Mobile WiMAXお客様サポートセンターに問い合わせて確認しましょう。
WiMAX2+サービスの違約金
ヤマダ電機 WiMAXのうち、現在主流のWiMAX2+サービスを解約する場合は下記の通り違約金が発生します。
該当する料金プランの名称は「YAMADA Flatツープラス」と「YAMADA Flatツープラス ギガ放題」の二つです。
YAMADA Flatツープラス(ギガ放題含む)解約時に発生する違約金
契約期間 | 違約金 |
1~13カ月以内 | 19,000円 |
14〜25カ月以内 | 14,000円 |
26カ月目(契約更新月) ※1 | 0円 |
27カ月目以降 | 9,500円 |
※1 契約更新月は24カ月ごとの為、次回は50カ月目です。
旧WiMAXサービスの違約金
最大下り速度40Mbpsだった以前のWiMAXサービスをご利用で「YAMADA Flat 年間パスポート」を契約している場合、下記の通り違約金が発生します。
旧WiMAXサービスの解約時に発生する違約金
契約期間 | 違約金 |
1~12カ月以内 | 5,000円 |
13カ月目(契約更新月) ※2 | 0円 |
14カ月目以降 | 5,000円 |
※2 契約更新月は12カ月ごとの為、次回は25カ月目です。
ルーターは利用者側で処分する
ヤマダ電機 WiMAXを解約後はルータ機器を利用者側で処分します。
別のプロバイダに乗り換えする場合でも、ほとんどのプロバイダでは今まで使っていたルータは再利用する事ができませんので、廃棄処分するか売却するかになります。
ルーターを廃棄処分する場合
お住まいの自治体によってルータ機器のような精密機器の処分方法が異なりますので、市区町村に確認してみましょう。
ルーターを売却する場合
売却方法はヤフーオークションやメルカリ、リサイクルショップがありますが、WiMAXサービスはルータを無料提供しているプロバイダーが大半のため、書い手がつかなかったり買い取ってもらえない可能性が高いです。
つまり中古に需要がないということですね。
買い手がつくまでの対応や管理に手間がかかりますので、廃棄処分する事をおすすめします。
違約金を負担してくれるWiMAXサービスが登場
ヤマダ電機WiMAXを解約する際に、最もネックになるのは途中解約の違約金ですよね。
契約から1年以内であれば違約金は19,000円と非常に大きな金額ですので、なかなか別のプロバイダへの乗り換えも検討しづらいサービスです。
これまでは契約更新月を待って乗り換える事が賢い選択と言われてきましたが、そんな常識を覆すプロバイダーが登場しました。
それがブロードワイマックスです。
ブロードワイマックスが打ち出す面白い制度に、「違約金負担制度」があります。
その名の通り、他社の解約時にかかる違約金を肩代わりします、というものです。
コレ、結構すごいことになっています!
ヤマダ電機WiMAXからブロードワイマックスに乗り換えると、違約金負担0に
ブロードワイマックスでは他のWiMAXプロバイダから乗り換えする際に生じる違約金を最大19,000円まで肩代わりしてくれる為、乗り換えのユーザー負担は完全にゼロということですね。
契約直後でも解約違約金の負担が実質ゼロ円になる為、店頭でヤマダ電機 WiMAXを衝動買いしてしまい、後々WiMAXの月額利用料を見直したくなった方にはブロードワイマックスが最もお得な選択と言えます。
- 今使っているWiMAXに不満で乗り換えたい
- 契約満了を待たずに、「早く」乗り換えたい
- 節約のため、月額料金を最安値にしたい
- ルーターが古くなったから、最新ルーターにしたい
- 【お客様】WiMAX解約に伴い、違約金がいくら発生したか証明できる書類を用意、またはマイページのスクリーンショットを撮影
- 【お客様】ブロードワイマックス指定の方法(メールまたはFAXです)で資料を提出
- 【ブロードワイマックス】内容確認、振込先銀行口座の入力フォームをお客様に送信
- 【ブロードワイマックス】振込先銀行口座を登録
- 【ブロードワイマックス】申請受理の翌月末日に現金振り込み
- 【お客様】現金が入金されたことを確認
総合的な利用料金が割安になる!
ヤマダ電機 WiMAXは数あるWiMAXプロバイダの中でも高めの月額利用料を設定しているのに対し、
ブロードワイマックスの月額利用料は業界の中でもトップクラスに安い事で有名です。
毎月1,000円近くの差ががありますので、毎月の通信費を抑えたいと考えている方はブロードワイマックスがおすすめです。
ギガ放題プラン料金比較表
ヤマダ電機WiMAX | ブロードワイマックス | |
初期費用 | 3,000円 | 3,000円 |
ルーター発送月 | 日割 | 日割 |
1〜2カ月目 | 3,695円 | 2,726円 |
3〜24カ月目 | 4,380円 | 3,411円 |
25カ月目以降 | 4,880円 | 4,011円 |
1年目合計 | 51,192円 | 39,562円 |
2年目合計 | 106,752円 | 83,494円 |
ブロードワイマックスなら、20カ月後に最新ルータに無料交換できる!
WiMAXプロバイダの多くはルーター変更ができないのですが、
ブロードワイマックスでは20カ月継続利用すると無料で最新スペックのルータに機種変更が可能です。
3WiMAXでも機種変更を受け付けていますが、ブロードワイマックスに乗り換えても最新機種が無料で手に入りますし、前述した月額利用料を引き下げる事にも繋がりますので機種変更ではなく乗り換えする事をおすすめします。
新旧ルータのスペック表
2014年 NEC Aterm WM3800R | 2018年 Speed Wi-Fi NEXT W05 | |
下り最大速度 | 最大40Mbps | 758Mbps |
連続待受時間 | 約250分 | 約850分 |
本体サイズ (mm) |
89.6×52×12.8 | 130×55×12.6 |
重量 | 約80g | 約131g |
わずか数年でも、上記のようにルーターのスペックは飛躍的に向上します。
そしてルーター変更をしても違約金は発生しません。
それどころか上記画像にもあるように、ルーター変更キャンペーンを利用すると、2年間限定で月額料金が300円(総額7,200円、月額料金換算なら2カ月分)安くなります。
この月額料金が下がるのは、他の大手WiMAXプロバイダー(例えば、GMOなど)ではやっていません。
普通にトクです。
さらには、3年プランに変更すればLTEオプションも無料になります。
これは利用しないと損とも言える内容なので、ぜひ20カ月利用したらその時発売されている最新ルーターに無料変更して快適に使って欲しいですね。
ヤマダ電機 WiMAXの解約まとめ
ヤマダ電機 WiMAXを解約する際の注意事項をまとめると以下の4つです。
- 解約方法は電話連絡かWiMAX取扱店舗での手続きの二つ
- 解約手続きの翌日に回線が停止する
- 契約更新月以外では違約金が発生する
- 解約後、ルータ端末は利用者側で処分する
ヤマダ電機 WiMAXはなんといっても月額利用料が高い事が大きなマイナス点です。
ブロードワイマックスでは契約更新月を気にせずに利用者の好きなタイミングで乗り換えができますし、月額利用料を安くしたりルーターを実質無料で最新ルーターにできるメリットがあります。
ヤマダ電機で衝動買いのように契約してしまった方でも、通信費が与える家計へのインパクトを最小限に抑えたいとお考えの方は、ブロードワイマックスへお乗り換えしてみてはいかがでしょうか?