本記事では、GMO WiMAXの解約方法と注意点をご紹介します。
また、違約金の負担を極限まで最小化する方法についてもお伝えしていきます。
WiMAXをはじめとする通信系のサービスは、顧客を放したくないばかりに解約に関する手続きが往々にしてわかりづらく、ユーザビリティが高いとは決して言えないものばかりです。
また、契約時に魅力的に感じていた色々なキャンペーンやキャッシュバックが解約の時の違約金に跳ね返ってしまい余計な出費を迫られる事もよくある話です。
それではGMO WiMAXでは、どんな事に注意して手続きを進めれば金銭的負担を少なくできるのか順に見ていきましょう。
目次
GMO WiMAXの解約方法
GMO WiMAXの解約は、WEBサイトと電話で可能です。
どちらからでもOKです。
会員ページでの解約手続き
会員ページBBnaviにログインした後、画面右側にあるサービス・オプションの削除・解約をクリックします。
WiMAXだけではなく、GMOで複数のサービスを契約している場合はWiMAX以外のサービス情報も一覧として出てきますので、解約したいサービスの欄にある「解約」ボタンを押すと手続きが進みます。
ただし、こちらは後述する契約更新月と契約更新月前月でなければ解約ボタンが表示されません。
もし会員ページ上で解約ボタンが表示されていない場合は、電話連絡が必要です。
サポート窓口での解約手続き
▼サポート窓口
電話番号:0570-045-109(8.5円/3分)
受付時間:平日10:00~19:00
自動音声ナビダイヤルによる案内を説明されますので、「2→2」と進め、WiMAXの解約手続き窓口に電話をかけます。
なお初めの「2」はWiMAX関連の手続きを示すナビダイヤルで、2回目の「2」は契約に関する手続きを示すものとなっています。
電話連絡の場合は本人確認の必要がありますので、事前に会員ページで契約情報を確認しておくと良いでしょう。
GMO WiMAXを解約する前に注意すべき事
解約のタイミングによっては高い違約金が発生する場合があります。
解約手続きをする前に以下の4つを抑えておきましょう。
- ウェブサイトからの解約は極めて難しい
- WiMAXの契約更新と解約タイミングによっては違約金が発生
- 解約手続きを行う日付に注意
- 解約時に事業者へ返却するもの
ウェブサイトからの解約は難しい点
GMOはWiMAX以外も通信サービスを提供しています。
WiMAX以外のサービスも利用している場合はすべてのサービスで最低利用期間を超えていなければオンラインでの解約手続きは利用できない仕組みになっています。
各種サービスを別々に契約していたり、利用期間のプランがバラバラの場合はオンラインでの解約はできないケースが多いので電話連絡にて手続きを進めるようにしましょう。
少し面倒な仕組みになっていますね。
WiMAXの契約更新と解約タイミングによっては違約金が発生
GMO WiMAXは、2年・3年契約のプランが用意されています。
契約途中で解約すると、必ず違約金が発生します。
最低利用期間を設定することで、毎月の利用料を安く提供しています。
契約期間が満了する前に解約しようとすると違約金が発生します。
GMO WiMAX 解約時に発生する違約金(税別)
契約期間 | 金額(税別) |
契約締結~12カ月以内 | 24,0800円 |
13カ月目~24カ月以内 | 24,800円 |
25カ月目 | 0円(更新月のため) |
26カ月目以降 | 9,500円 |
※GMO WiMAXの2年プラン及び3年プランの解約違約金は同じです。
原則は、契約更新月の25カ月目に解約をした場合のみ、違約金が免除される仕組みです。
後半でご紹介するブロードワイマックスに乗り換えると違約の負担額は大幅に減ります。これは利用者からするとお得でしかないので、活用するといいですね。
解約手続きを行う日付に注意
違約金が発生しないようにするには、契約更新月に解約手続きをする必要があります。
GMOでは契約更新月の解約受付期間を前月20日から当月20日としています。
例えば契約年月が2016年10月の場合は2018年9月20日から2018年10月20日の間に手続きをしなければ自動更新されてしまいます。
また、GMOの会社都合ですが請求情報の事務手続きの為、毎月1日から10日までの期間はオンライン上での解約を受け付けておりません。
GMO WiMAX 契約解除を行えるタイミング
違約金 | 解約方法 | ||
契約更新月 前月 | 1〜20日 | 発生 | 電話受付のみ |
21〜月末 | なし | オンライン可 | |
契約更新月 | 1〜10日 | なし | 電話受付のみ |
11〜20日 | なし | オンライン可 | |
21日〜 | 発生 | 電話受付のみ | |
契約更新月 以降 | 1〜月末 | 発生 | 電話受付のみ |
上の表をよく見てください。
かなり分かりづらい仕様なのでよくチェックをしましょう。
契約更新月にも関わらず、オンラインで解約ボタンが見つからない場合は日付にも注目してみてください。
更に月途中で解約したとしても月額利用料は日割り計算されません。
そのため契約更新月の前月末にオンライン上で解約手続きを行えば解約に際して必要な手間とお金を最小限にする事ができます。
解約時に返却するもの
GMO WiMAXを解約する場合、機器の一部を返却する必要があります。
GMO WiMAX 解約時に返却するもの
機器 | 返却の必要性 |
ルーター本体 | 不要(購入しているため) |
内蔵SIMカード | 必要(送料発送者負担) |
SIMカードを返送しなかったり、破損・汚損していて利用できない状態になっていた場合は違約金とは別に3,000円請求されてしまいます。
SIMカードは小さいものですので、返却する際は小さなケースに入れたり緩衝材を巻き付けておくなど輸送中に壊れてしまう事のないように注意しましょう。
解除手数料を負担するWiMAXサービスが登場
WiMAXを提供しているプロバイダは日々価格競争を繰り広げており、乗り換える事で利用料金の節約ができたり、ルータを新調することでスペックアップができます。
2年や3年の契約更新月を待つのは、利用者にとってデメリットでしかありません。
今使っているプロバイダーを解約したいけれど、更新月まで待てない!
すぐに解約して乗り換えたい!
そんなときは、違約金を負担してくれるブロードワイマックスがおすすめです。
ブロードワイマックスは、19,000円まで他社解約時の違約金を負担してくれるサービスがある
ブロードワイマックスでは他社で発生する違約金(解除手数料)を負担するプランを打ち出しました。
違約金であれば全額保証する、という事ではありませんがなんと19,000円まで肩代わりしてくれます。
コレ、結構すごいことになっています!
GMO WiMAXから乗り換える場合、最大19,000円も負担してくれるので、あなたの負担額は相当小さくなるか、あるいはゼロになるケースもありますよね。
2年・3年プランの実質的な違約金ユーザー負担額
契約期間 | 違約金(税別) | ユーザー負担 |
契約締結~12カ月以内 | 24,0800円 | 5,800円 |
13カ月目~24カ月以内 | 24,800円 | 5,800円 |
25カ月目 | 0円(更新月のため) | 0円 |
26カ月目以降 | 9,500円 | 0円 |
※ 初期費用3,000円は残念ながら対象外です。
- 今使っているWiMAXに不満で乗り換えたい
- 契約満了を待たずに、「早く」乗り換えたい
- 節約のため、月額料金を最安値にしたい
- ルーターが古くなったから、最新ルーターにしたい
- 【お客様】WiMAX解約に伴い、違約金がいくら発生したか証明できる書類を用意、またはマイページのスクリーンショットを撮影
- 【お客様】ブロードワイマックス指定の方法(メールまたはFAXです)で資料を提出
- 【ブロードワイマックス】内容確認、振込先銀行口座の入力フォームをお客様に送信
- 【ブロードワイマックス】振込先銀行口座を登録
- 【ブロードワイマックス】申請受理の翌月末日に現金振り込み
- 【お客様】現金が入金されたことを確認
総合的な利用料金が割安になる!
違約金負担が少なくなるというメリットの他にも、料金が安くなるメリットがあります。
ブロードワイマックスなら1年目も、2年目も、3年目もGMOよりも安く使えます。
料金比較表・3年プラン
GMO WiMAX ギガ放題 | ブロードワイマックス ギガ放題 | |
初期費用 | 3,000円 | 3,000円 |
月額料金 | 4,263円 | 4,011円 |
3年目合計 | 155,160円 | 130,941円 |
約2.5万円の差がでています。
これは月額料金で言えば、6カ月分に相当しますので結構大きい金額です。
プロバイダを乗り換えれば、最新ルータを無料でゲットできる!
GMO WiMAXからブロードワイマックスにプロバイダを乗り換えれば、最新ルーターを入手できます。ブロードワイマックスでは常に最新ルーターが無料提供されているからです。
WiMAXは、ルーター変更を想定したサービス設計がされていないため、ルーターが古くなったらそのタイミングでプロバイダーを乗り換えるのが一般的です。
より快適に使いたいなら、積極的に乗り換えをおすすめします。
これが賢い使い方です。
新旧ルータのスペック表
2016年 Speed Wi-Fi NEXT W02 | 2018年 Speed Wi-Fi NEXT W05 | |
下り最大速度 | 220Mbps | 758Mbps |
連続待受時間 | 約760分 | 約850分 |
本体サイズ (mm) |
121×59×11.1 | 130×55×12.6 |
重量 | 約119g | 約131g |
上記の表を見てもわかるように、最新ルーターは明らかに性能があがっています。
わずか2年でこれだけの性能差があるので、古いルーターを使われている方は、ルーターを変えるだけでかなり快適になりますね。
ルーターの速度が遅くてお悩みの方は、遅いポケットWi-Fiにさようなら!のページをご覧ください。
いかに古いルーターの速度が遅いのかを明らかにしています。
通信品質・エリアはこれまでのGMO WiMAXと完全に同じ
ブロードワイマックスの通信部分は、UQコミュニケーションズ(UQ WiMAX)が運営していますので、通信品質・エリアはGMO WiMAXと完全に一緒です。
違う点は料金、サポート体制です。
サポートがそれほど気にならない方は、これを機にブロードワイマックスに乗り換えるのはコスト的なメリットが大きいのでおすすめです。
GMO WiMAXの解約手順まとめ
- 契約更新月の解約はオンライン、更新月以外の解約は電話連絡にて実施
- 契約更新月以外の解約は、違約金が発生するので避けるか、ブロードワイマックスに乗り換えて負担軽減
- 日割り計算されない為、解約手続きは契約更新月の前月末がお得
- SIMが破損していたり、汚損していないか
GMOのWiMAXサービスは魅力的なキャンペーンを多く打ち出している反面、違約金の縛りによってユーザーが解約に流れようとするのを防いでいますが、今回ご紹介したブロードワイマックスでは違約金を負担する制度がありますし、毎月の利用料も抑える事ができます。
実質的な負担額を少なくして、モバイルルータも最新のものに更新したい、などお考えの方はブロードワイマックスへお乗り換えしてみてはいかがでしょうか?
正直いいますと、賢いWiMAX利用方法は、適度にプロバイダーを乗り換えて、常に最新ルーターを入手しながら安いサービスを使うことです。
通信業界に身を置いている僕がいうのもなんですが、これが一番賢いやり方です。
ブロードワイマックスは、他社からの乗り換えで発生する違約金を肩代わりしてくれる地味にスゴイ制度を用意しているので利用しなきゃ損だと思います。