本記事ではBIC WiMAXのキャンペーンについてお伝えします。
BIC WiMAXは、ビックカメラやソフマップ、コジマといった家電量販店で契約できるWiMAXプロバイダです。
WiMAXでは一般的なオンラインでの契約ではなく対面で申し込みを受け付ける形をとっており、WEB上の公式サイトは料金プランを解説するだけのかなり簡素な作りとなっています。
実施しているキャンペーンもWEBサイトでは確認できず、店舗ごとに異なるので事前にしっかりと検討したい人にとっては非常に不便なプロバイダです。
そこで、BIC WiMAXのキャンペーンについて詳しくお伝えしていきます。
また後半では、ヤマダ電機 WiMAXよりもおすすめできる「ブロードワイマックス」をご紹介します。
目次
BIC WiMAXは、店舗によりキャンペーン有無や内容が違う
BIC WiMAXでは全ての店舗で共通したWiMAXのキャンペーンを実施しておらず、公式サイトでは情報を得る事ができません。
店舗によって商品券や割引を受けられるものがありますが、各店舗に足を運ばなくては詳細がつかめない状態です。
BIC WiMAXのキャンペーンは見かけよりもお得ではない
ビックカメラやソフマップに行くと
「〇万円以上の商品と同時購入で〇万円の商品券をプレゼント!」
のようなキャンペーンを目にする事があります。
例えば、対象商品である5万円以上の家電製品と同時にWiMAXを申し込むと5万円の商品券か、同額相応の割引を受けられるというものです。
5万円相当というとインパクトがあってかなりお得なキャンペーンのように見えます。
しかし、実際は毎月のWiMAX利用料に商品分の価格が上乗せされているため金額的なメリットは大きくありません。
BIC WiMAXで採用しているキャンペーンは、WiMAX本家のUQ WiMAXが用意している「まとめてプラン」を応用しています。
まとめてプランとは、WiMAX自体の利用料とは別に、家電などの商品とルーターの購入にかかる費用を24回の分割払いにできるオプションサービスです。
BIC WiMAXU まとめてプラン詳細
まとめてプラン500 | まとめてプラン1000 | まとめてプラン1670 | |
WiMAX 追加料金 |
463円 | 1,019円 | 1,547円 |
支払回数 | 24回 | 24回 | 24回 |
総支払額 | WiMAX利用料 + 11,112円 |
WiMAX利用料 + 24,456円 |
WiMAX利用料 + 37,128円 |
家電量販店ではこの仕組みを家電製品などの商品と同時購入する場合に利用しており、総支払額よりも少し多い金額を割引する事で、あたかも高額な値引きをしているように見せています。
例えば、毎月1,547円の追加料金を支払うと5万円割引してくれる、という場合でも実質的には12,872円分(50,000円-37,128円)しか割引されないので注意してください。
BIC WiMAXが指定する商品しかキャンペーンが受けられない
BIC WiMAXのキャンペーンは、ビックカメラ側が指定する商品と同時に申し込みする必要があります。
この指定商品とは、各店舗で売れ行きの悪い商品である事が多いです。
いわゆる在庫処分的なものでWiMAXのルータも古いルーターしか対象にならない可能性があります。
目的の家電製品があっても割引対象にならなかったり、WiMAX自体の通信スペックが落ちてしまうので、少しばかりの割引を目当てにあえてBIC WiMAXを選ぶ事はおすすめできません。
BIC WiMAXのサービス概要
BIC WiMAXのような家電量販店で契約するメリットはその日に回線が開通して利用できる点です。
しかし通信サービスは料金プランや条件が複雑なため、契約には慎重になる必要があります。
いきなり店舗で説明を受けると必要ない料金プランや商品のセールスを受ける可能性がありますので、納得できる状態で手続きに進む事をおすすめします。
BIC WiMAXの料金プラン
BIC WiMAXでは「BIC定額ギガ放題」という料金プランをしか用意していません。
BIC WiMAXの料金プラン
BIC定額ギガ放題(2年契約) | |
月間通信用量 | 無制限 |
契約月 | 4,380円の日割 |
契約月以降 | 4,380円 |
厳密には他にもありますが旧式のWiMAXしか利用できず、なんのメリットもないプランですので実質的には一つだけとなります。
BIC定額ギガ放題の月額利用料は本家であるUQ WiMAXと同額で、WiMAXプロバイダの多くが3千円代まで値引きしている中、かなり強気の料金設定をしています。
この事からもBIC WiMAXはWiMAXに力を入れていない事がわかります。
BIC WiMAXで扱っているルータ端末
扱っているルータ端末はさすが家電量販店だけあってラインナップは豊富です。
しかし、最新端末の「Speed Wi-Fi NEXT W05」は売り切れている可能性がありますし、過去の人気商品でもある「Speed Wi-Fi NEXT WX04」などは既に在庫切れの可能性が高いです。
確実に当日中に受け取りたい場合は必ず来店前に店舗へ確認する事をおすすめします。
もし店舗に置いていない場合は、販売終了していなければ取り寄せとなります。
取り寄せるにも1週間前後かかりますので、すぐに使いたいという場合はオンラインで申し込みができるプロバイダがおすすめです。
BIC WiMAXより、ブロードワイマックスが安くておすすめ!
BIC WiMAXは実店舗でしか受け付けていないので申し込みに時間と手間がかかります。
また、月額利用料が高めに設定されていたり、キャンペーンを利用しても更に月額利用料の負担が大きくなるだけですのでWiMAXを安く利用したい人にとってはメリットがないプロバイダです。
家電製品を購入する予定もなく、申し込み手順も簡単でなるべく利用料を抑えたい人には、オンラインで申し込みできるプロバイダを選ぶと良いでしょう。
中でも月額利用料が業界内でもトップクラスに安い老舗プロバイダのブロードワイマックスをおすすめします。
ブロードワイマックス vs BIC WiMAX利用料金比較
BIC WiMAXの料金プランはかなり高額で、安くWiMAXが利用したい人には全くおすすめできません。
ブロードワイマックスではWiMAX業界の中でもかなり安い料金プランで勝負しており、BIC WiMAXと比べると年間1万円以上もの大きな差が出ます。
1年間だけでもBIC WiMAXのキャンペーンで割引される実質的な金額以上になるので家電製品を安く手に入れたい方も結果的にはブロードワイマックスの方が出費が少なくなります。
ブロードワイマックス vs BIC WiMAX料金比較
ブロードワイマックス vs BIC WiMAX料金比較
ブロードワイマックス | BIC WiMAX | |
初期費用 | 3,000円 | 3,000円 |
ルーター 発送月 |
日割 | 日割 |
1〜2カ月目 | 2,726円 | 4,380円 |
3〜24カ月目 | 3,411円 | 4,380円 |
25カ月目以降 | 4,011円 | 4,880円 |
1年間総費用 | 42,562円 | 55,560円 |
2年間総費用 | 80,494円 | 108,120円 |
3年間総費用 | 128,626円 | 166,680円 |
明らかにブロードワイマックスの方が値引きに積極的で安い料金で利用できます。
ブロードワイマックス vs BIC WiMAX キャンペーン比較
BIC WiMAXは対面式での顧客獲得がメインですので公式のWEBページはかなり雑な作りになっており、利用中のユーザーに向けたサポート体制もかなり弱いです。
WiMAXに力を入れていないのは明白です。
モバイル通信サービスは長期利用すると端末の劣化のような問題が出てくるので、契約後のアフターフォローも十分なプロバイダを選ぶ事が大切です。
ブロードワイマックスでは利用料が安いだけではなく、BIC WiMAXにはない安心できるキャンペーンやサポート体制が整っています。
ブロードワイマックスでは、20カ月経過すると最新ルーターに無料交換できる
ブロードワイマックスでは、契約期間が20カ月を超えると最新ルーターに無料で交換できる仕組みがあります。
WiMAXルータは大体2年も経てば大幅にスペックが向上した端末が登場します。
長く使い続けると端末も傷ついていますし、バッテリーの経年劣化も感じるようになります。
このようにルータを交換したい時でもBIC WiMAXでは機種変更を取り扱っていません。
どうしても契約先をBIC WiMAXから変えずに機種だけ更新したい場合は一度解約して再契約する必要があります。
再契約するには一度解約する必要があり違約金が発生します。
再契約の事務手数料と合わせると12,500円~22,000円という出費が出てしまいます。
しかし、ブロードワイマックスでは端末代を含めて機種変更に一切費用がかかりませんので長期利用者にとっても安心して使い続ける事ができます。
ルーターの費用負担比較
ブロードワイマックス | BIC WiMAX | |
初期契約時のルーター代金 | 無料 | 1円など店舗により異なる |
機種変更 | 20カ月利用で無料交換 | 不可(解約→再契約が必要) |
※店舗によって販売価格が異なります。
そしてルーター変更をしても違約金は発生しません。
それどころか上記画像にもあるように、ルーター変更キャンペーンを利用すると、2年間限定で月額料金が300円(総額7,200円、月額料金換算なら2カ月分)安くなります。
この月額料金が下がるのは、他の大手WiMAXプロバイダー(例えば、GMOなど)ではやっていません。
普通にトクです。
さらには、3年プランに変更すればLTEオプションも無料になります。
これは利用しないと損とも言える内容なので、ぜひ20カ月利用したらその時発売されている最新ルーターに無料変更して快適に使って欲しいですね。
乗り換えや解約時の違約金がゼロ円!
WiMAXサービスは解約すると違約金がかかる事が一般的です。
BIC WiMAXも例に漏れず、解約時には9,500円~19,000円が必要です。
しかしブロードワイマックスでは同社の指定する通信サービスに乗り換える場合、違約金が発生しない「ご満足保証」という仕組みを採用しています。
また、現在別のWiMAXプロバイダを利用していて乗り換える場合でも、ブロードワイマックスでは他社で発生する違約金を代わりに負担してくれる制度を実施しています。
契約時も解約時も違約金の心配を減らせるというのはブロードワイマックスだけの大きなアドバンテージです。
ブロードワイマックスとBIC WiMAXで実施中のキャンペーン一覧
ブロードワイマックスでは契約後でも違約金をゼロにしたり端末を無料交換できる貴重なプロバイダです。
総合的なサービス設計が優れているブロードワイマックスをおすすめします。
ブロードワイマックスとヤマダ電機 WiMAXのキャンペーン比較表
ブロードワイマックス | BIC WiMAX | |
新規契約時 | ・利用料値引き ・ルーター無料 ・違約金負担制度 ・当日店舗受け取りサービス |
・家電等の割引 |
契約後 | ・ルーター無料交換 ・ご満足保証 |
なし |
→どうみても、ブロードワイマックスの方がお得ですね。
ブロードワイマックスは、WiMAX契約当日に店舗受取も可能
ブロードワイマックスでは、申し込みしてすぐに利用したい時でも即日ルーターを受け取れる「店舗受取りサービス」を用意しています。
オンラインで受け付けているプロバイダはどうしてもルーター到着まで1週間前後待つ必要があり、急いでネットが使いたい人はビックカメラのような店舗で購入するしかありませんでした。
しかし、ビックカメラであっても、希望するルーターをその日に受け取れるかは在庫次第ですので確実にその日に利用できるという訳ではありません。
ブロードワイマックスでは、東京都(渋谷・秋葉原)、埼玉県(大宮)、大阪府(梅田)の4店舗で受け取り可能です。
更に東京23区内であれば、バイク便で直接届けてくれるサービスを実施しています。
その日のうちに確実にルーターを受け取ってネットが利用できるようになるので、日中のスケジュールが忙しい方や都内への出張などですぐにWiMAXを利用したい人にもおすすめのプロバイダです。
- その日のうちにネットを利用したい人
- スマホやタブレットが通信制限されて困っている人
- 仕事の合間に端末を受け取りたい人
- 家電量販店に行く時間がない人
- 自宅にいる時間が短く宅配では受け取れない人
BIC WiMAXのキャンペーンまとめ
BIC WiMAXのキャンペーンについてまとめると以下の4つとなります。
- 家電と同時購入することでWiMAXの割引が受けられる
- 金銭的メリットは、最大でも1万円程度と少ない(みせかけ)
- 希望するルーターを選べないことも多い
- WiMAX料金は高く、目立ったキャンペーンを実施していないかとから選ぶ価値なし
BIC WiMAXは直接商品を見て契約できる点で安心感がありますが、月額利用料が高くキャンペーン内容も決してお得とは言えないプロバイダです。
ブロードワイマックスでは、月々の利用料も安く抑える事ができますし、契約後も端末を無料で交換できたり違約金の心配をしなくてもいいなどお得な制度が整っています。
長く使い続ける上で必要なアフターフォローがしっかりしていますので、WiMAXにかかる費用を最小限に抑えたまま安心して使っていきたい方はブロードワイマックスをおすすめします。